JP2000022180A - ノンアロイコンタクト用の半導体層を備えた導波路型光検出器 - Google Patents
ノンアロイコンタクト用の半導体層を備えた導波路型光検出器Info
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Abstract
ルーム構造を持ち、かつ高いキャリア濃度を有した電気
抵抗の小さいノンアロイコンタクト用の半導体層を備え
た導波路型光検出器を提供することを課題とする。 【解決手段】 半導体基板上に形成された複数の半導
体層よりなる導波路型光検出器であって、(ア) 光吸収層
がInGaAs層よりなり、電極コンタクト層がノンア
ロイコンタクト用のp型InGaAsP層よりなるこ
と、(イ) 電極コンタクト層には、ドーパントとしてCが
ドーピングされていること、(ウ) 電極コンタクト層が、
InPよりなる基板に対して引張歪みを有し、かつ電極
コンタクト層であるp型In1-x Gax As1-y Py 層
がx>yである組成に設定されていること、さらに、
(エ) 光検出器がマッシュルーム構造を有していること、
を特徴としたノンアロイコンタクト用の半導体層を備え
た導波路型光検出器、を解決手段とする。
Description
造を有し、高周波特性の優れたノンアロイコンタクト用
の半導体層を備えた導波路型光検出器に関するものであ
る。
いる。特に、高速化への要求は大きく、現在は通信速度
10Gbpsが実用化されているが、近い将来のシステ
ムとして40Gbps以上の通信速度が要求されてい
る。光通信システムの主な部品は光源、光の伝送路およ
び光検出器である。最近、高周波特性の優れた導波路型
光検出器が注目を浴びているが、さらなる高速化には、
容量の低減が必要である。
器は、一般的に、n型InP基板91(以下「半導体基
板」を「基板」と省略する)の上にバッファ層92、導
波路層93、つづいて光吸収層94を形成した後、導波
路層95、p型InP層96を順次積層し、最後にp型
ドーパントを高濃度にドープした電極コンタクト層97
を配置した半導体積層構造Sを有している。光通信によ
く使われている波長1.5μm用の導波路型光検出器の
場合、光吸収層94の組成はInGaAsである。この
半導体積層構造Sは、MOCVD法(有機金属化学気相
成長;MetalOrganic Chemical Vapor Deposition )、
MBE法(分子線エピタキシ;Mole-cular Beam Epitax
y)やCBE法(ケミカルビームエピタキシ;Chemical
BeamEpitaxy )などを用いて作成される。
リソグラフィにより、幅約6μm、長さ約10μmのメ
サ構造Me(頂上が平坦で周囲に急な斜面をもったテー
ブル状の積層構造)に加工される(図6(a) に概念的に
示す)。導波路型光検出器の容量を低減するには、メサ
構造Meの中央部に位置する光吸収層94の幅を2μm
程度にまで細くする構造、いわゆるマッシュルーム構造
Mu(メサ構造Meの中層部がくびれた構造)を形成す
るのが有効である(図6(b) に概念的に示す)。光吸収
層94を細くするには、ウェットエッチングが用いられ
るが、上記の半導体積層構造Sは、光吸収層94と電極
コンタクト層97がともにInGaAsという同一組成
の半導体であるため、光吸収層94だけを選択的に細く
してマッシュルーム構造Muを作成するのは困難である
(図6(b) の×印)。
るには、電極コンタクト層97には相対的にエッチング
速度の遅いInGaAsPを、光吸収層94には相対的
にエッチング速度の速いInGaAsを用いることが考
えられる。
aAsPにp型ドーパントであるBe(ベリリウム)や
Zn(亜鉛)をドーピングした場合、InGaAsに比
べ該InGaAsP中に誘起できるホールの濃度は小さ
い。詳しくいえば、InGaAsPは、そのPL波長
(photoluminescence の波長)が短くなる組成になるに
つれて、実現できるホール濃度は減少する。この傾向は
上記したような成長法に依存しない。即ち、InGaA
sPを用いればエッチング速度を遅くすることは可能で
あるが、ホール濃度(=キャリア濃度)が減少すること
になる。したがって、InGaAsPを電極コンタクト
層97に用いると、中央部がくびれたマッシュルーム構
造Muは形成できるが、電気抵抗の小さい電極コンタク
ト層97を形成することができないという問題があっ
た。
め、マッシュルーム構造を持ち、かつ高いキャリア濃度
を有した電気抵抗の小さいノンアロイコンタクト用の半
導体層を備えた導波路型光検出器を提供することを目的
とする。
解決するために、半導体基板、該半導体基板上に形成さ
れた複数の半導体層よりなる導波路型光検出器であっ
て、(ア) 前記導波路型光検出器の光吸収層がInGaA
s層よりなり、かつ電極形成用の電極コンタクト層がノ
ンアロイコンタクト用のp型In1-x Gax As1-y P
y 層よりなること、(イ) 前記電極コンタクト層には、ド
ーパントとしてカーボンがドーピングされていること、
(ウ) 前記電極コンタクト層が、InPよりなる前記半導
体基板に対して引張歪みを有し、かつ、前記p型In
1-x Gax As1-y Py 層がx>yである組成に設定さ
れていること、そして、(エ) 前記導波路型光検出器がマ
ッシュルーム構造を有していること、を特徴としたノン
アロイコンタクト用の半導体層を備えた導波路型光検出
器を提案する。これによれば、電極を設置する電極コン
タクト層の電気抵抗が小さく、かつ高周波特性の優れた
高速光通信向けの導波路型光検出器を提供することがで
きる。
詳細に説明する。図1は、本発明に係るノンアロイコン
タクト用の半導体層を備えた導波路型光検出器の一例を
示す概念的斜視図である。ここで、(a)はメサ構造を
示し、(b)はマッシュルーム構造を示す。図2は、C
Br4を用いてカーボンドープしたInGaAsPの組
成とキャリア濃度との関係を示す図である。(a)はG
a組成x(PL波長)とキャリア濃度の関係を示すグラ
フであり、(b)は試験に用いた半導体層を示す図であ
る。
a組成x)とホール濃度の関係を示す図である。(a)
は引張歪み(Ga組成x)とホール濃度の関係を示すグ
ラフであり、(b)は試験に用いた半導体層を示す図で
ある。図4は、InGaAsPの組成とエッチング速度
の関係を示す図である。(a)は、1.4Q層、1.5
Q層およびInGaAs層のエッチング速度を示すグラ
フであり、(b)は試験に用いた半導体層を示す図であ
る。図5は、本発明に係るノンアロイコンタクト用の半
導体層を備えた導波路型光検出器の一例を示す概念的断
面図である。
明 本発明に係るノンアロイコンタクト用の半導体層を備え
た導波路型光検出器Dは、図1に例示すように、少なく
とも基板1、バッファ層2、導波路層3、光吸収層4、
導波路層5、p型InP層6、電極コンタクト層7が順
次積層されたメサ構造Me(半導体積層構造S)を持
つ。また、この導波路型光検出器Dは、メサ構造Meの
中央部分(光吸収層4の部分)がくびれたマッシュルー
ム構造Muを有する(図1(b) )。メサ構造Meのサイ
ズは、例えば、幅約6μm、長さ約10μmであり、用
途や求められる機能によって異なったものになる。各層
の厚さも用途や機能によって異なったものとなる。
は、まず既に述べたMOCVD法、MBE法やCBE法
などの半導体の薄膜成長方法を使用して、基板1上に所
定の半導体層が順次積み重なった半導体積層構造Sを作
り出す必要がある。なお、上記の成長方法のうち、CB
E法はp型の高濃度ドープが可能という利点がある。
る半導体材料で構成されている。具体的には、基板1に
はn型のInPが、バッファ層2にはn型InPが、光
吸収層4にはInGaAsが、電極コンタクト層7には
カーボンドープされかつ引張歪みを有するp型のInG
aAsPが使用される。
などが3個結合した有機金属が使用できる。例えば、I
nの原料にはTMI(トリメチルインジウム)などが、
Gaの原料にはTMG(トリメチルガリウム)などが使
用される。また、V族元素の原料は、例えば、アルシン
(AsH3)やフォスフィン(PH3)などが使用され
る。
4 (四臭化炭素)などが使用される。例えば、CBE法
により目的の半導体層を成長させる場合は、このCBr
4 を原料ガス中に所定量加えることにより、カーボンの
ドーピングが半導体層の成長と同時に行なわれる。
ォトリソグラフィにより所定の幅、長さを持ったメサ構
造Meに加工される。加工は、垂直方向にエッチングす
るため、リアクティブイオンエッチング(RIE)など
が利用される。
O4 :H2 O2 :H2 O混液を用いて側面からウェット
エッチングが行なわれ、マッシュルーム構造Muが形成
される。選択的にエッチングされるのは光吸収層4の部
分である。
ュルーム構造Muの両脇をポリイミドなどの高分子樹脂
で埋め込んで保護し、電極コンタクト層7に電極Poを
取り付けて導波路型光検出器Dとする。
Dは、 1)半導体積層構造Sの作成工程 2)フォトリソグラフィおよびエッチングによるメサ構造
Me作成工程 3)ウェットエッチングによるマッシュルーム構造Mu作
成工程 4)樹脂による包埋工程 5)電極設置工程 などよりなる製造方法により作成される。
入射して導波路層3・5を通じて光吸収層4に導く構造
になっているので、光ファイバや電子デバイスと同一平
面に設置できる特徴がある。また、光吸収層4をバンド
ギャップの大きいInP(バッファ層2とp型InP層
6)で挟み込むことなどから高量子効率と高速応答が得
やすいが、本発明に係る導波路型光検出器Dは、さらに
電極コンタクト層7の電気抵抗値が小さいので電極Po
と高品質な接続を行なうことができ、加えてマッシュル
ーム構造Muを有しているので容量を低減できて高周波
特性に優れ、一層の高速応答が可能になっている。
どとの関係 本発明に係る導波路型光検出器Dは、InGaAsPよ
りなる電極コンタクト層7に、いかに高いキャリア濃度
を保持させるかが重要なポイントになる。キャリア濃度
を高くしなければ電極Poと電気的に低抵抗なコンタク
トを行なうことができないからである。
可能なCBE法を用いて、1)n型InP基板21、2)I
nPバッファ層22、3)カーボンドープしたInGaA
sP層23よりなる半導体積層構造S(図2(b) )の最
上層の組成のみ異なるものを数種類作成して試験し、そ
の結果をまとめたものである。なお、最上層の厚さは、
いずれも3000A(オングストローム)である。
ールまたは電子の濃度)を、横軸の底辺はInGaAs
PのPL波長を、横軸の上辺はIn1-x Gax As1-y
Py中のGa組成xを、それぞれ示す。なお、PL波長
は、InGaAsPが光を受けることにより出射する二
次的な光であるフォトルミネッセンスの波長を指す。こ
のPL波長はInGaAsPの組成により変化する。ま
た、この最上層のInGaAsP層23はすべてn型I
nP基板21に格子整合している。
7の場合は、キャリア濃度(ホール濃度)は7×1019
cm-3と非常に高濃度である。Ga組成xの数値が小さ
くなるにつれて(PL波長が小さくなるにつれて)キャ
リア濃度も減少し、Ga組成xがさらに小さくなってP
L波長が1.4μmとなる場合は、キャリア濃度が5×
1018cm-3となる。さらにGa組成xを減少しPL波
長を短くすると、PL波長が1.3μmとなるようなと
ころではキャリア濃度が最低になるとともにp型であっ
たInGaAsPがn型の半導体に反転する。
GaAs)中のカーボン(C)は両性不純物として機能
し、結晶中で結合する相手によってアクセプタにもドナ
ーにもなり得る。また、P組成yを固定した場合、Ga
組成xを増加すればアクセプタが増えて、その結果ホー
ル濃度が増加しキャリア濃度も高くなることになる。
ドープしたInGaAsPの半導体としての特性に与え
る影響は、x=0.47、y=0の場合のPL波長が
1.5μmであってp型であること、x=0.33、y
=0.28の場合のPL波長が1.4μmであってp型
であること、x=0.28、y=0.39の場合のPL
波長が1.3μmであってn型であること(図2
(a))などから、カーボンドープでp型のInGaA
sPが得られるのは、In1-x Gax As1-y Py の組
成がx>yの場合である。
の関係を図3(a)に示す。図において上辺の横軸のG
a組成xはX線回折で決定した格子定数を基に算出して
ある。なお、1.4Q層33は、PL波長1.4μmの
カーボンドープしたInGaAsP層を指すものとす
る。また、以下にでてくる他の1.4Q層45や1.5
Q層47なども同様である。
可能なCBE法により、1)n型InP基板31、2)In
Pバッファ層32、3)1.4Q層33よりなる半導体積
層構造S(図3(b))の最上層のGa組成xのみが異
なるものを数種類作成して試験し、その結果をまとめた
ものである。これにより、1.4Q層33の引張歪みと
ホール濃度(=キャリア濃度)の関係に加えて、Ga組
成xとホール濃度との関係も分かる。なお、最上層であ
る1.4Q層33の厚さはいずれも3000Aであり、
PL波長も同じである。また、P組成yは、図3(a)
に示す通りみな0.28で同一である。
つれて、ホール濃度も増加することが分かる。具体的に
は、Ga組成xの値が0.33(すなわち格子整合の場
合で引張歪みが0)のときのホール濃度は約5×1018
cm-3であるが、x=0.5(すなわち引張歪み−1
%)では、ホール濃度が約1.5×1019cm-3と約3
倍に増加する。このホール濃度はノンアロイコンタクト
に必要なキャリア濃度(=ホール濃度)である1×10
19cm-3以上であり、電極Poと電気的に低抵抗なコン
タクトを実現することができる。なお、Ga組成xが
0.5を超えるようになると、引張歪みが大きくなりす
ぎて(−1%)結晶欠陥(転移)が生じ易くなり好まし
くない。
が1×1019cm-3以上となる−0.5%から結晶欠陥
が生じるおそれの高くなる−1.0%の範囲内が好まし
く、InGaAsP層のGa組成xの値はこの引張歪み
の値の範囲で変化させるのがよい。なお、結晶欠陥は半
導体層の厚さが厚くなると発生し易くなるが、InGa
AsPが使われる電極コンタクト層7・61の厚さは3
000A以下と薄いので上記の引張歪みの値の範囲内な
らば問題はない。
速度の関係 本発明に係る導波路型光検出器Dは、メサ構造Meにい
かにマッシュルーム構造Muを形成するかが重要なポイ
ントである。図4は、1)n型InP基板41、2)n型I
nPバッファ層42、3)InGaAs層43を厚さ20
00A、4)InP層44を厚さ5000A、5)1.4Q
層45を厚さ2000A、6)InP層46を厚さ500
0A、7)1.5Q層47(PL波長1.5μmのInG
aAsP層)を厚さ2000A、8)最後にInP層48
を厚さ5000A,順次積層して成長させたメサ構造M
e( 図4(b)) についてのエッチング速度を調べたも
のである。なお、1.4Q層45、1.5Q層47とも
カーボンドープされ、かつ引張歪みを有している。
aAs層43のエッチング速度は0.25μm/分であ
るのに対し、Pを含む1.5Q層47では0.14μm
/分であり、同じくPを含む1.4Q層45のエッチン
グ速度は0.1μm/分である。ちなみに、1.4Q層
のP組成yは0.27であり、1.5Q層のP組成yは
0.2である。
3に比べ、Pを含む1.4Q層45のエッチング速度は
半分以下にまで減少する。また、このエッチング速度
は、カーボンドープの有無に関わらずP組成yだけに依
存することを各組成のInGaAsPについて確認して
いる。即ち、P組成yの値が大きくなるとエッチング速
度も遅くなる。
説明する。
体層を備えた導波路型光検出器Dを示す。これは、以下
の手順により作成したものである。
基板51、2)n型InPバッファ層52(4000
A)、3)n型1.3Q層53(5000A)、4)n型I
nP層54(200A)、5)n型1.3Q層55(50
00A)、6)ノンドープInGaAs層56(20
A)、7)p型InGaAs光吸収層57(1000
A)、8)p型1.3Q層58(9000A)、9)p型I
nP層59(5000A)、10) p型1.3Q層60
(2000A)、最上層に11) 電極コンタクト層61
(2000A)よりなる半導体積層構造Sを作成した
(図5)。なお、電極コンタクト層61は、カーボンド
ープされ、かつ引張歪みを有する1.4Q層(PL波長
1.4μmのp型のInGaAsP層)よりなる。ま
た、括弧内の数字は各層の厚さを示す。
作成し、このマスクを基に上記のRIEにより垂直にエ
ッチングし、メサ構造Meに加工した。このメサ構造M
eの幅は6μm、長さは10μmである。
収層57の幅が2μmになるように、H2 SO4 :H2
O2 :H2 O混液を用いて側面から選択的にウェットエ
ッチングし、マッシュルーム構造Muを作り出した。な
お、電極コンタクト層61の幅は約4.5μmであり、
良好な選択的エッチングを行なうことができた。
光の損失が少ないポリイミドで埋め込み、最後に、最上
層の電極コンタクト層61にTiPtAu(チタニウム
・白金・金)を蒸着し、電極Po(ノンアロイ電極)を
形成した。この電極コンタクト層61の電気抵抗は、格
子に歪みを持たないものに比べて、約1/4に減少し
た。
域は50GHzから70GHzに大幅に向上し応答速度
が優れ高速光通信が可能な素子となった。
アロイコンタクト用の半導体層を備えた導波路型光検出
器Dは、電極コンタクト層に高いキャリア濃度(=ホー
ル濃度)を有しているので電気的に低抵抗であり、電極
Poと高品質な接続を行なうことができる。加えて、マ
ッシュルーム構造Muを有しているので容量を低減で
き、高周波特性(高速応答性)に優れ、高速な光通信に
対応することができる。
波長が1.4μmになる組成)について述べたが、他の
組成のInGaAsPについても適用できることは言う
までもない。
導体層を備えた導波路型光検出器の一例を示す概念的斜
視図である。(a)はメサ構造を示し、(b)はマッシ
ュルーム構造を示す。
GaAsPの組成とキャリア濃度との関係を示す図であ
る。(a)はGa組成x(PL波長)とキャリア濃度の
関係を示すグラフであり、(b)は試験に用いた半導体
層を示す図である。
ール濃度の関係を示す図である。(a)は引張歪み(G
a組成x)とホール濃度の関係を示すグラフであり、
(b)は試験に用いた半導体層を示す図である。
関係を示す図である。(a)は、1.4Q層、1.5Q
層およびInGaAs層のエッチング速度を示すグラフ
であり、(b)は試験に用いた半導体層を示す図であ
る。
導体層を備えた導波路型光検出器の一例を示す概念的断
面図である。
視図である。(a)はメサ構造を示し、(b)はマッシ
ュルーム構造を示す。
板、n型InP基板) 2 、22、32、42、52、92;バッファ層 3 、5 、93、95 ;導波路層 4 、57、94 ;光吸収層 6 96 ;p型InP層 44、46、48 ;InP層 54 ;n型InP層 7 、61、97 ;電極コンタクト
層 23 ;InGaAsP
層 43 ;InGaAs層 56 ;ノンドープIn
GaAs層 53、55 ;n型1.3Q層 58、60 ;p型1.3Q層 33、45 ;1.4Q層 47 ;1.5Q層
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体基板、該半導体基板上に形成され
た複数の半導体層よりなる導波路型光検出器であって、
(ア) 前記導波路型光検出器の光吸収層がInGaA
s層(インジウム・ガリウム・ひ素)よりなり、かつ電
極形成用の電極コンタクト層がノンアロイコンタクト用
のp型In1-x Gax As1-y Py 層(インジウム・ガ
リウム・ひ素・リン)よりなること、(イ) 前記電極
コンタクト層には、ドーパントとしてC(カーボン)が
ドーピングされていること、(ウ) 前記電極コンタク
ト層が、InP(インジウム・リン)よりなる前記半導
体基板に対して引張歪みを有し、かつ、前記電極コンタ
クト層であるp型In 1-x Gax As1-y Py 層がx>
yである組成に設定されていること、(エ) 前記導波
路型光検出器がマッシュルーム構造を有していること、
を特徴としたノンアロイコンタクト用の半導体層を備え
た導波路型光検出器。
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