\鶏もも肉の時間だァァァアア!!/
今回はタンドリーチキンのレシピだ。タンドリーチキンはインド亜大陸発祥の料理でタンドールという円筒状の土釜で焼くことからその名がついたという。多様な香辛料の入ったヨーグルトベースのマリネード(漬け汁)で漬け込んだ鶏肉をタンドールで高温調理することで外はカリッと中はふっくらした状態で仕上がるという。今やインドカレー屋ならず家でも作れるほど日本人にも親しみ深い料理になってきてる。
今回は業務スーパーにある食材や調味料だけでもタンドリーチキンが作れることを証明したいと思う。
【材料】2人分
- 鶏もも肉 2枚
- 塩 小さじ1/3
- 粗挽き胡椒 適量
- プレーンヨーグルト 大さじ3
- ケチャップ 大さじ2
- カレー粉 小さじ2
- ガラムマサラ 小さじ2
- クミン(うこん) 小さじ2
- はちみつ 小さじ2
- おろしニンニクチューブ 約3cm
- おろししょうがチューブ 約3cm
- オリーブオイル 大さじ1
【作り方】
- 鶏もも肉の下準備
まず鶏もも肉の両面を竹串かフォークで満遍なく穴を開ける。その後両面に塩、粗挽き胡椒を振りかけて刷り込みつつ、鶏もも肉1枚につき4等分になるよう十字に切る。ちなみにこの鶏もも肉は業務スーパーの超有名なブラジル産冷凍鶏もも肉2kgパックのものだ。皮側からは刺しにくいが垂直ではなく斜めからだと比較的刺さりやすい 両面に下味となる塩と粗挽き胡椒を刷り込んで・・・ 焼くと縮むことを考慮して大きめに切るほうがいい - マリネード(漬け汁)を作る
ジップロックを用意する。そこにプレーンヨーグルト、ケチャップ、カレー粉、ガラムマサラ、クミン、はちみつ、おろしニンニク、おろししょうがを入れて風をしてよく揉んで混ぜる。業務スーパーで揃う激安の香辛料(1本90円台)だが、わりとしっかり仕事する ヨーグルトで漬けるって料理初心者の内は驚くよね(笑) はい、毎度恒例謎画角でのお届け あえて袋全体にマリネードを広げることでマリネードの壁が迎い入れた肉を包むのだ カレーの香りがすんごい!(笑) 漬け込んだあとが楽しみだ - 焼く
フライパンにオリーブオイルを引いて中火で熱し漬け込んでいた鶏もも肉を皮目を下にして焼いていく。やや焦げ目がつくまで焼いてからひっくり返し、身を下にし終えたらフライパンに蓋をして弱めの中火に切り替えて蒸し焼きにして中まで火を通す。出来上がったら盛り付けて完成だ。袋に残ったマリネードはフライパンに入れてもいい ひっくり返し終えたら蓋をして蒸し焼き! 焼きタイム終わり! 皮目の方の焦げ目はあったほうが本格っぽい 完成! せっかくだから余ったヨーグルトはラッシーにしました♪
・実食
漬け込んだときから感じていたが香辛料の力ってすげー。めちゃくちゃ本格的なカレー屋の匂いだ。そして蒸し焼き後に蓋を開けたことで立ち込める蒸気からもとんでもなく異国感が漂ってきていて期待感は既にMAXだ。さっそく食べてみる。前もって穴を空けて火が通りやすくしといたりヨーグルトで漬け込んでいたおかげもあって、鶏もも肉本来のプリプリ&ジューシーさを存分に堪能できる。そしてなにより香りに偽り無しなこの味。カレー風味でありつつもガラムマサラやクミンを加えているからこそよりインドカレー屋感のあるあの味を感じられるのだ。この味付けなのでライスとの相性は言うまでもないだろう(笑)(もっと時間があればナンやチャパティを手作りするのもアリか…?)
・まとめ
味 :★★★★★
手軽さ :★★★★☆
見栄えの良さ:★★★★★
異国の料理と考えると自ずとハードルが上がってしまいそうだが、見てもらった通り調味料を揃えてジップロックで漬け込んで焼くだけという実に優しいレシピになっている。香辛料も突き進むなら奥が深いものの、業務スーパーで売っている激安レベルのもので十分すぎるほどのクオリティが出せるのでぜひ一度作ってみてほしい。友人や家族に出したらウケること間違いなしだ(笑)