三谷幸喜監督映画『スオミの話をしよう』の音楽はこうやって作られた──作曲家・荻野清子インタヴュー
現在公開中の三谷幸喜監督映画『スオミの話をしよう』。今作には、主演の長澤まさみをはじめ、西島秀俊、松坂桃李、瀬戸康史、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎ら豪華キャストが集結。三谷ワールド全開のミステリー・コメディに仕上がっている。そして、この映画を一層魅力的に彩っているのは、荻野清子が手がけた楽曲である。OTOTOYでは、荻野にインタヴューを実施。今作『スオミの話をしよう』の制作秘話や、三谷幸喜との出会い、そしてこれまでのルーツについても語ってもらいました。
スオミの話をしようオリジナル・サウンドトラック
『スオミの話をしよう』ストーリー
その日、刑事が訪れたのは著名な詩人の豪邸。
≪スオミ≫が昨日から行方不明だという。スオミとは詩人の妻で、そして刑事の元妻。
刑事は、すぐに正式な捜査を開始すべきだと主張するが詩人は「大ごとにするな」と言って聞かない。
やがて屋敷に続々と集まってくる、スオミの過去を知る男たち。
誰が一番スオミを愛していたのか。誰が一番スオミに愛されていたのか。
スオミの安否そっちのけで、男たちは熱く語り合う。だが不思議なことに、
彼らの思い出の中のスオミは、見た目も、性格も、まるで別人・・・。
スオミはどこへ消えたのか。スオミとは一体、何者なのか。
この秋、三谷幸喜真骨頂!極上ミステリー・コメディの幕が上がる―!