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ある種の名詞は、「的」をつけると、形容動詞の語幹をつくるようです。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%9A%84_%28% …
===========引用開始
てき【的】 の解説
[接尾]

1 名詞に付いて、形容動詞の語幹をつくる。

㋐そのような性質をもったものの意を表す。「文学―表現」「詩―発想」
㋑それについての、その方面にかかわる、などの意を表す。「教育―見地」「政治―発言」「科学―方法」
㋒そのようなようすの、それらしい、などの意を表す。「大陸―風土」「平和―解決」「徹底―追求」 
===========引用終了

【質問1】
どういう名詞が「的」をつけると形容動詞の語幹になるのでしょう。何か法則性はあるのでしょうか。

 例外になりそうなものがいろいろあります。

1)「的」を外して使うことがめったにない言葉
「積極」「消極」に「的」をつけずに名詞として使う例を見たことがありません。
「積極策」「消極策」ぐらいでしょうか。
※「積極」「消極」は、辞書によっては形容動詞も認めているようです。 
【質問2】こういう言葉は、ほかにどんなものがあるのでしょうか。


2)形容動詞に「的」をつける言葉
「平和」は名詞&形容動詞だと思います。「平和な世界」のように使います。
 ↑の辞書の用例にあるように、「的」をつけて「平和的解決」という使い方をします。ただ、これは一種の慣用句のような気がします。ほかに「平和的○○」という言葉が思いつきません。「平和的な解決」にも異和感があります。
【質問3】こういう言葉は、ほかにどんなものがあるのでしょうか。

 ↑の「積極」「消極」もこの仲間と考えることができるかもしれません。
 当方が想起するのは「直接的」です。ただ、これは形容動詞の「直接」はほとんど使わないので名詞のイメージが強いからなのでは。「直接」は名詞で、「直接的な」で形容動詞、ということならフツーでしょう。
 ちなみに同音の「直截」に「的」をつける「直截的」には強い異和感があります。


3)「比較的な」「比較的に」の用例が少ない「比較的」
 これは下記のコメントNo.10を見ていただくのがよいでしょう。ほかのコメントは……読まないほうがよいかもしれません。
【「比較的な〜」「比較的に〜」「比較的簡単」】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11480663.html
「比較的な」の用例はきわめて少なく、「比較的に」の用例も少ないようです。 
【質問4】こういう言葉は、ほかにどんなものがあるのでしょうか。

 質問を4つ並べましたが、部分的な回答でも構いません。よろしくお願い申し上げます。

A 回答 (9件)

>どういう名詞が「的」をつけると形容動詞の語幹になるのでしょう。



特に法則性はないと思います。「物的証拠」、「地球的規模」、「人生は地獄よりも地獄的である」(芥川龍之介)等々何でも可能です。「俺的には反対だ」などと、代名詞にだって付ける場合もあります(馬鹿っぽく聞こえますが)。

>「的」を外して使うことがめったにない言葉
>「積極策」「消極策」ぐらいでしょうか。

「積極性を見せろ」、「積極姿勢で臨む」、「消極論が支配的」など、色々あります。


>ほかに「平和的○○」という言葉が思いつきません。

「平和的共存」、「平和的解決」、「平和的方法(手段)」などがあります。

>「比較的な」の用例はきわめて少なく、「比較的に」の用例も少ないようです。 
>こういう言葉は、ほかにどんなものがあるのでしょうか。

「直接的(直截的)」や「端的」、「私的/公的」、「美的」、「蛇足的」などです。
蛇足と言えば、ネット上でよく見かける「個人的には犬より猫の方が好きです」とかいう表現は完全に蛇足ですね。人が意見を述べる時はその人自身の意見を述べるのが普通なので。私の質問にそういう回答が付いた場合は、「ありがとうございます。へえ、そうですか、個人的にね。ちなみに法人的ご意見の方も聴かせていただけますか?」などと、つい皮肉を言ってしまいます。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

【質問1】
 とくに法則性はありませんか。うーむ。
「代名詞」ではなくても
「本社的には」「会社的には」
 などの使い方もありそうです。

【質問2】
 そうか。「積極」「消極」で使うことはめったになさそうですが、ほかの接尾語?をつける用法はいろいろありますね。ありがとうございます。
 接尾語でない例では「積極果敢」とか。

【質問3】 
>「平和的共存」、「平和的解決」、「平和的方法(手段)」などがあります。
 そうか。そうう質問にも見えますね。申し訳ございません。
 当方の質問の意図は「形容動詞」に「的」をつける言葉です。

【質問4】
「直接的(直截的)」や「端的」、「私的/公的」、「美的」……いずれも「〜な」「〜に」で使えると思います。「美的に」は少しヘンですかね。ちなみに、↑に書いたように「直截的」には強い異和感があります。
 
「個人的」の反対語は「一般的」ぐらいの気がします。
 当方は「一般的には○○だけど、個人的には△△……」という使い方はよくします。 
 古い話を思い出しました。
 下記の1036)あたりが「個人的」の話です。
【自力まとめサイト 「的」の使い方】 
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12689588341.html

お礼日時:2023/01/27 18:33

>>質問とどう関係するのでしょうか。



何を問題にしているのか、つまり問題にしている単語と、その内容を先ず明確にし、理解しないと議論になりません。

質問者はいつも何が問題であるかを明らかにできないままに感覚的な議論を蒸し返しているだけであることを先ず自覚することが重要です。

言語の本質の理解なしに感覚的な印象論を意味ありげに積み上げても何の進歩もありません。■
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そもそも、質問者は「平和」を単語と理解しているのか、「平和だ」を単語と理解しているのかどちらなのですか?



>>「平和」は名詞&形容動詞だと思います。

これは明らかに、「平和」を単語だと主張していますが、形容動詞という品詞は「平和だ」を単語とし、終止形とする品詞区分です。

この点を質問者はどのように理解、解釈しているのでしょうか?

自己の主張に矛盾を感じませんか?

正に念仏を唱えているとしか思えませんが!!!
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この回答へのお礼

質問とどう関係するのでしょうか。
 常識的な日本語の範囲でお願いします。

お礼日時:2023/02/12 14:58

>>「平和」は名詞&形容動詞だと思います。



これでは、

「平和な時代」「自然なポーズ」の場合は<静詞>ですが、「平和の象徴」「自然の驚異」の場合は<名詞>になることが理解できませんよね!

「まともな文法用語辞典」を信仰していては、この名詞といわゆる形容動詞の語幹の相違が理解できないと思いますが、どのように理解されていますか?

名詞とは何か判っていますか??
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この回答へのお礼

>「平和な時代」「自然なポーズ」の場合は<静詞>です
 まだそんなことを……。

お礼日時:2023/03/20 21:22

>>まともな文法用語辞典



不毛な応答はさておき、大切な点を指摘しておきます。

質問者自身、

>>「平和」は名詞&形容動詞だと思います。

とい記している通り、無意識に「平和」を一語と認識しながら、「まともな文法用語辞典」の定義である「平和だ」を一語の<形容動詞>とする矛盾を理解できていないということを自覚する必要があります。

この非論理性をどのように理解されているのでしょうか?????
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この回答へのお礼

『広辞苑』以外のフツーの国語辞典をお調べください。

お礼日時:2023/02/12 15:03

>>文法用語辞典を見ても「静詞」なんて出てきません。

なんの話でしょうか。

<形容動詞>説は誤りである
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2748&id=9598 …

で、下記の通り説明しています。

したがって、漢語が表す時間的に変化しない静的な属性表現を、形容詞と同じ品詞区分に分類し<静詞>と名付け、その下位区分として活用を持つ形容詞と活用を持たない静詞とするのが日本語の単語としての科学的、論理的な品詞区分ということになります。

この名称については、宮田幸一<活用/無活用形容詞>、山浦玄嗣(はるつぐ)<静用詞/静体詞>などがあります。なお、「平和の重要性」「誠実がとりえ」「健康が第一」などは実体認識の表現であり<名詞>になります。

詳細については、三浦つとむ「形式主義文法論の吟味(『文学・哲学・言語・』国文社1973.12)、『日本語はどういう言語か』(講談社学術文庫1976.6)、歴史的な経緯については水谷静夫「形容動詞弁」(『国語と国文学』昭和26年5月号)他を参照下さい。■
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>>「名詞+的」で「形容動詞」?



質問者は何に疑問を持ち?を付けたのでしょうか?

この質問に答えるためには、先ず<形容動詞>という形式主義的な誤った品詞分類を正す必要があります。詳しくは、下記を参照下さい。

<形容動詞>説は誤りである
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2748&id=9598 …

質問者自身、

>>「平和」は名詞&形容動詞だと思います。

と述べているように、「平和」が一語と認識し使用しているということです。問題は、この一語がどのような内容、意義を表しているかということです。結論から云えば、いわゆる<形容動詞>の語幹といわれる場合には、<動詞>と異なり静止し固定し変化しない属性として対象を捉えた語で、<形容詞>と同じ内容なので一纏めにして<静詞>名づけ、その下位分類として活用を持つ語を<形容詞>とするのが論理的な品詞分類と云えます。

「平和」「自然」なども、「平和な時代」「自然なポーズ」の場合は<静詞>ですが、「平和の象徴」「自然の驚異」の場合は<名詞>になります。この<名詞>の場合は、<平和の><自然の>を一語としないのに、<平和だ><自然だ>を一語とし、<形容動詞>とするのは全く論理性に欠けます。

そして、<名詞>+接尾語「的」は<名詞>の<静詞>化ということになります。これは「的」だけではなく、

大人+しい
馬鹿+らしい
学者+然

のような<名詞>から<静詞>への移行もあります。この逆に、

つめた+さ
偉大+さ
苦し+み
暖か+み

のような<静詞>から<名詞>への移行もあります。

また、「平和的解決」「驚異的発展」「爆発的売れいき」のような<副詞>用法の漢語的複合語もあります。

「人的損失」「個人的理由」「公的措置」「私的流用」など接尾語「的」の種々な複合語がその内容に即し使用され、必要に応じ新たな語が生まれます。

このように、語は意義を表すもので、単なる形式的な法則性を求めるのはピント外れな見方に過ぎません。

漢語を日本語に取り込み、単に語彙だけではなく文法構造まで規定して、日本語の表現にとって骨がらみの状態になっているという事実を正しく理解することが大切です。■
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この回答へのお礼

文法用語辞典を見ても「静詞」なんて出てきません。なんの話でしょうか。

お礼日時:2023/02/02 18:16

回答の追加です。



「平和的」のような例は他に思いつかないとのことでしたので前回「健康的」を挙げましたが、もう一つ思い出しました。これらとは色合いが異なる古風な言葉ですが、

「重畳・だ」

基本的には「山岳重畳」のように幾重にも重なり合うことを意味し、転じていいこと尽くめで「そいつぁ重畳だぜ」とか、殿様の慶事に際し家来が「誠に重畳の至りと存じ奉ります」のように使われます。今や時代劇以外では聞くことが稀で、もはや死語だと言う人もありますけれど、これに「的」が付いた瞬間、忽ち現役バリバリになります。
「重畳的」は法律用語なので知らない人の方が圧倒的に多いと思いますが、法務の現場では日々使われています。これは「併存的」ともよばれ、いずれの場合も対義語は「免責的」です。
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この回答へのお礼

「重畳」にも形容動詞があるのですね。勉強になります。

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E9%87%8D%E7%9 …
===========引用開始
出典:デジタル大辞泉(小学館)

ちょう‐じょう〔‐デフ〕【重畳】 の解説
[名](スル)
1 幾重にも重なること。

「峰巒―して長く飛騨、越中、越後の境に亘り」〈木下尚江・良人の自白〉

2 この上もなく満足なこと。大変喜ばしいこと。感動詞的にも用いる。頂上。

「あすの喜び、お家の為にも―じゃ」〈逍遥・桐一葉〉

[ト・タル][文][形動タリ]幾重にも重なっているさま。「見渡すかぎり―たる山並み」 
===========引用終了
 
 ↑を見るに、形容動詞は[文]扱いですね。名詞のほうもあまり見ない印象です。

お礼日時:2023/01/30 18:12

【質問1】


「本社的には」「会社的には」 などの使い方もありそうです。

その表現は日本語には馴染みません。「本社としては」の方がしっくり来ます。
そもそも「私は」と言えば済むものを、わざわざ「個人的には」と言い換えるのは、「関係各位には」を「ステイク・ホルダーの皆様には」とか、「交渉力を高めることが必要だ」を「ネゴシエイション・スキルをアップさせることがネセサリィだ」とか言うのに似ていて、言ってる本人は「俺ってカッケー!」とか思ってるのかもしれませんが、周囲には馬鹿丸出しに見えます。回答文で「私は個人的には・・と思う」と言った人には、「参考までにあなたの法人的見解もお聞かせください」とお例文に書くようにしています。私は結構腹黒い人間ですからw
「腹黒・い」は形容詞ですが、名詞および形容動詞化しています。こういう例は珍しいと思います。

【質問2】
接尾語でない例では「積極果敢」とか。

「積極参入」、「積極財政」、「消極外交」、「消極果敢」・・・一部イミフなのもありますが、言葉は生き物です。無いものはどんどん作ればいいのです。

【質問3】 
 当方の質問の意図は「形容動詞」に「的」をつける言葉です。

「平和的」の「平和」は形容動詞の語幹ではなく、名詞と考えるべきですね。「健康的」も同様です。蛇足ですが、「健康飲料」や「健康器具」は、飲み物や器具が健康であるわけではありません。

さて、「名詞+的(てき)」という表現は元々日本語にはありませんでした。これらは明治期に漢語を真似て使われ始めた外来語です。本場の支那には「我的」、「横暴的」、「野蛮的」、「幸福的」、「熱烈的」などという言い回しもあるようです。

【質問4】
「直截的」には強い異和感があります。

はて、なぜでしょうか?下記の国立国会図書館のウェブ・ペイジなど、公的機関の文書などでも、直截的(ちょくせつてき)はよく見かける言葉です。
https://www.ndl.go.jp/modern/guidance/whats01.html
ちなみに「ちょくさいてき」は誤読です。
「「名詞+的」で「形容動詞」?」の回答画像2
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この回答へのお礼

>その表現は日本語には馴染みません。
 正統派の日本語ではないでしょうが、けっこう使われている気がします。
 個人的には、「僕的には」「わたし的には」などと同じ程度の異和感です。

>言葉は生き物です。無いものはどんどん作ればいいのです。
 やはり「積極」「消極」の形で使うことはほとんどないのですね。
「言葉は生き物」という側面はあるでしょうが、「どんどん作ればいい」はどうなんでしょう。

>「平和的」の「平和」は形容動詞の語幹ではなく、名詞と考えるべきです 
 だと思います。でも「平和的」が「名詞+的」なのか「形容動詞+的」なのかを判断する方法はないような……。
「健康的」も同様でしょう。

>はて、なぜでしょうか? 
 すでに書いたとおりです(あくまでも個人的な語感です)。
 形容動詞に「的」をつけているように見えるからです。
「直截な」が一般的だと思います。
 おそらく、同音の「直接的」と混同されたものではないかと。
【直截 直裁 ちょくさい ちょくせつ &「的」の使い方〈2〉 辞書】 
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12755400822.html

お礼日時:2023/01/30 18:08

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