Oracle Linux 6.1のインストール [Oracle Linux]
Oracle Linuxは、Oracle社がRed Hat Enterprise Linuxから、Red Hatの商標を除いて作成した、いわゆるRed Hat Enterprise Linuxクローンのディストリビューションである。
もともとはOracle Enterpris eLinuxという名前だったが、バージョン6からは、Oracle Linuxという名前になったようである。
日経Linuxの記事によれば、レッドハットよりも低料金でサポートを提供しているが、レッドハットと競合というよりは、補完/共存していくことを目指しているようである。
メンテナンスのレベルは本家Red Hatには及ばないのでは?と思ったが、最新版の6.1では、RHEL6.1のリリースの12日後には、OracleLinux6.1がリリースされ、かなりオラクルも力を入れているのではないかと感じさせる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110606-00000017-mycomj-sci
アップデートの提供を受けるにはオラクルとの契約が必要だが、インストールメディアは、オラクルのサイトに登録すれば、無料でダウンロードできる。
今回はこのOracleLinuxをVMware Player環境にインストールしてみたい。
Oracle Linuxは、次の Oracle E-Deliveryのサイトからダウンロードできる。
https://edelivery.oracle.com/linux
サイトにアクセスしたら、Continueをクリック。
自分のフルネーム、会社名、Eメールアドレスを記入後、国名を選択し、2か所のチェック項目をよく読んでから、チェックをつけてContinue。
必要なメディアパックを検索します。
今回は、「Select a Product Pack」に「Oracle Linux」を、「Platform」に「x86 64 bit」を選択して、Goボタンを押しました。
ダウンロードするリリースを選択します。
過去の分のリリースも可能です。
今回は、「Oracle Linux Release 6 Update 1 Media Pack for x86_64 (64 bit)」を選択して、Continueしました。
ダウンロードするファイルを選択します。
インストールのためには「Oracle Linux Release 6 Update 1 for x86_64 (64 Bit)」は最低限必要です。
その他、ブート用のisoイメージやソースDVDのisoイメージもダウンロードできます。
「View Digest」ボタンを押すと、ダウンロードしたファイルのチェックに必要なMD5やSHA1のダイジェストを確認できます。
参考までに「Readme」ボタンを押すと、次の内容が表示されます。
ダウンロードしたV26568-01.zipを解凍すると、OracleLinux-R6-U1-Server-x86_64-dvd.isoが作成されるので、
これを使用して、インストールを行います。
VMware Playerにて仮想マシンを新規作成します。
Oracle Linux4.8では、インストーライメージファイルからOSの種類が自動検出されるのですが、少なくとも5.6と6.1では、検出されないようです。
ゲストOSの種類は、Linux→Oracle Enterprise Linux 64 ビットを選択します。
その他の仮想マシンの設定は、次の通りです。
ディスク容量:32GB
メモリ:4096MB
CPUコア数:4
仮想マシンを保存後、起動します。
一番上の「Install or upgrade an existing system」を選択します。
ほっといても60秒たつと、これが選択されます。
OKを選択してインストールメディアのテストを行います。
Testボタンを押すと、メディアチェックが始まります。
チェックが始まります。
正常にテストが終わったことを確認してOKボタンを押します。
ディスクが切断されているので、再接続後、Continueを選択します。
インストーラが起動したらNextボタンを押します。
言語は「Japanese(日本語)」を選択してNextを押します。
キーボードは「日本語」になっていることを確認して次へ進みます。
「基本ストレージデバイス」を選択して次へ進みます。
今回は、新規VM環境へのインストールなので、「はい。含まれていません。どのようなデータであっても破棄してください。」を選択します。
ホスト名を設定します。
「アジア/東京」が選択されていることを確認し、「システムクロックでUTCを使用」のチェックをはずして次へ進みます。
rootパスワードを設定します。
「すべての領域を使用する」を選択し、「パーティションのレイアウトをレビューまたは修正」にチェックを入れて次へ進みます。
パーティション設定を確認して次へ進みます。
適切でない場合、修正が可能です。
警告が出ますが、「フォーマット」ボタンを押します。
「変更をディスクに書き込む」ボタンを押します。
ブートローダーの設定はデフォルトののままで次へ進みます。
インストールするソフトウェアの選択をします。
今回は「Software Development Workstation」と「今すぐカスタマイズ」を選択して次へ進みます。
必要なソフトウェアを選択して、次に進みます。
インストールが始まります。
インストールが終わったら、CDを切断して、再起動ボタンを押して再起動します。
再起動します。
ようこそ画面で進むボタンを押します。
ライセンス情報に同意して次へ進みます。
ソフトウェア更新の設定では、「いいえ、後日に登録することを希望します」を選択します。
ただし、設定をしない場合、ソフトウェア更新のサービスを受けることはできません。
登録をする場合には、Oracle Single Sign-on のIDと、Unbreakable Linux Networkの契約番号(CSI)が必要です。
「いいえ、後で接続します。」を選択します。
進むボタンを押します。
ユーザを作成します。
日付と時刻が正しいことを確認して次へ進みます。
「kdump を設定するにはメモリーが足りません。」のメッセージにはOKを押します。
終了ボタンを押します。
ログイン画面が表示されます。
作成したユーザでログインします。
ログインしました。
ネットワークがデフォルトで有効にならないので、システム→設定→ネットワーク接続を開きます。
「System eth0」選択して編集ボタンを押します。
「自動接続する」にチェックをつけて適用ボタンを押します。
rootパスワードを指定します。
ネットワークが利用可能になります。
続いてVMware Toolsをインストールします。
VMware Playerのメニューから、「仮想マシン」→「VMware Toolsのインストール」を選択します。
自動的にCD-ROMがマウントされます。
VMware Toolsのファイルの場所を確認しておきます。
続いてアプリケーション→システムツール→端末を開きます。
次のコマンドを実行します。
質問にはすべてEnterで答え、デフォルト値を使用します。
VMware Toolsのインストールは正常に終了します。
次のコマンドを実行します。
VMware Toolsのインストール完了。
解像度を設定しておきます。
なお、ULN登録をしていない状態で、ソフトウェア更新を行っても、「最新の状態になっています」というメッセージが表示されるだけです。
もともとはOracle Enterpris eLinuxという名前だったが、バージョン6からは、Oracle Linuxという名前になったようである。
日経Linuxの記事によれば、レッドハットよりも低料金でサポートを提供しているが、レッドハットと競合というよりは、補完/共存していくことを目指しているようである。
メンテナンスのレベルは本家Red Hatには及ばないのでは?と思ったが、最新版の6.1では、RHEL6.1のリリースの12日後には、OracleLinux6.1がリリースされ、かなりオラクルも力を入れているのではないかと感じさせる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110606-00000017-mycomj-sci
アップデートの提供を受けるにはオラクルとの契約が必要だが、インストールメディアは、オラクルのサイトに登録すれば、無料でダウンロードできる。
今回はこのOracleLinuxをVMware Player環境にインストールしてみたい。
Oracle Linuxは、次の Oracle E-Deliveryのサイトからダウンロードできる。
https://edelivery.oracle.com/linux
サイトにアクセスしたら、Continueをクリック。
自分のフルネーム、会社名、Eメールアドレスを記入後、国名を選択し、2か所のチェック項目をよく読んでから、チェックをつけてContinue。
必要なメディアパックを検索します。
今回は、「Select a Product Pack」に「Oracle Linux」を、「Platform」に「x86 64 bit」を選択して、Goボタンを押しました。
ダウンロードするリリースを選択します。
過去の分のリリースも可能です。
今回は、「Oracle Linux Release 6 Update 1 Media Pack for x86_64 (64 bit)」を選択して、Continueしました。
ダウンロードするファイルを選択します。
インストールのためには「Oracle Linux Release 6 Update 1 for x86_64 (64 Bit)」は最低限必要です。
その他、ブート用のisoイメージやソースDVDのisoイメージもダウンロードできます。
「View Digest」ボタンを押すと、ダウンロードしたファイルのチェックに必要なMD5やSHA1のダイジェストを確認できます。
参考までに「Readme」ボタンを押すと、次の内容が表示されます。
ダウンロードしたV26568-01.zipを解凍すると、OracleLinux-R6-U1-Server-x86_64-dvd.isoが作成されるので、
これを使用して、インストールを行います。
VMware Playerにて仮想マシンを新規作成します。
Oracle Linux4.8では、インストーライメージファイルからOSの種類が自動検出されるのですが、少なくとも5.6と6.1では、検出されないようです。
ゲストOSの種類は、Linux→Oracle Enterprise Linux 64 ビットを選択します。
その他の仮想マシンの設定は、次の通りです。
ディスク容量:32GB
メモリ:4096MB
CPUコア数:4
仮想マシンを保存後、起動します。
一番上の「Install or upgrade an existing system」を選択します。
ほっといても60秒たつと、これが選択されます。
OKを選択してインストールメディアのテストを行います。
Testボタンを押すと、メディアチェックが始まります。
チェックが始まります。
正常にテストが終わったことを確認してOKボタンを押します。
ディスクが切断されているので、再接続後、Continueを選択します。
インストーラが起動したらNextボタンを押します。
言語は「Japanese(日本語)」を選択してNextを押します。
キーボードは「日本語」になっていることを確認して次へ進みます。
「基本ストレージデバイス」を選択して次へ進みます。
今回は、新規VM環境へのインストールなので、「はい。含まれていません。どのようなデータであっても破棄してください。」を選択します。
ホスト名を設定します。
「アジア/東京」が選択されていることを確認し、「システムクロックでUTCを使用」のチェックをはずして次へ進みます。
rootパスワードを設定します。
「すべての領域を使用する」を選択し、「パーティションのレイアウトをレビューまたは修正」にチェックを入れて次へ進みます。
パーティション設定を確認して次へ進みます。
適切でない場合、修正が可能です。
警告が出ますが、「フォーマット」ボタンを押します。
「変更をディスクに書き込む」ボタンを押します。
ブートローダーの設定はデフォルトののままで次へ進みます。
インストールするソフトウェアの選択をします。
今回は「Software Development Workstation」と「今すぐカスタマイズ」を選択して次へ進みます。
必要なソフトウェアを選択して、次に進みます。
インストールが始まります。
インストールが終わったら、CDを切断して、再起動ボタンを押して再起動します。
再起動します。
ようこそ画面で進むボタンを押します。
ライセンス情報に同意して次へ進みます。
ソフトウェア更新の設定では、「いいえ、後日に登録することを希望します」を選択します。
ただし、設定をしない場合、ソフトウェア更新のサービスを受けることはできません。
登録をする場合には、Oracle Single Sign-on のIDと、Unbreakable Linux Networkの契約番号(CSI)が必要です。
「いいえ、後で接続します。」を選択します。
進むボタンを押します。
ユーザを作成します。
日付と時刻が正しいことを確認して次へ進みます。
「kdump を設定するにはメモリーが足りません。」のメッセージにはOKを押します。
終了ボタンを押します。
ログイン画面が表示されます。
作成したユーザでログインします。
ログインしました。
ネットワークがデフォルトで有効にならないので、システム→設定→ネットワーク接続を開きます。
「System eth0」選択して編集ボタンを押します。
「自動接続する」にチェックをつけて適用ボタンを押します。
rootパスワードを指定します。
ネットワークが利用可能になります。
続いてVMware Toolsをインストールします。
VMware Playerのメニューから、「仮想マシン」→「VMware Toolsのインストール」を選択します。
自動的にCD-ROMがマウントされます。
VMware Toolsのファイルの場所を確認しておきます。
続いてアプリケーション→システムツール→端末を開きます。
次のコマンドを実行します。
$ su -
(rootパスワード入力)
# cd /tmp
# tar zxpf "/media/VMware Tools/VMwareTools-8.4.6-385536.tar.gz"
# cd vmware-tools-distrib
# ./vmware-install.pl
質問にはすべてEnterで答え、デフォルト値を使用します。
VMware Toolsのインストールは正常に終了します。
次のコマンドを実行します。
# /usr/bin/vmware-user
VMware Toolsのインストール完了。
解像度を設定しておきます。
なお、ULN登録をしていない状態で、ソフトウェア更新を行っても、「最新の状態になっています」というメッセージが表示されるだけです。
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