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別府市における「スポーツDXによる地域コミュニティ活性化をめざした取り組み『マチスポ』に関する実証を開始

2024年11月14日

別府市

西日本電信電話株式会社 大分支店 株式会社
株式会社NTTSportict

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 別府市、西日本電信電話株式会社 大分支店、株式会社NTTSportictは、2024年10月11日に、別府市における「スポーツDXによる地域コミュニティ活性化をめざした取り組み『マチスポ』に関する包括連携協定」(以下、連携協定)を締結し、実証を開始しました。(実証は2025年3月31日まで)
 この協定に基づき、別府市内の主要なスポーツ施設である「別府市民球場(稲尾和久記念館)」および「実相寺サッカー競技場(人工芝)」にAIカメラや配信用のプラットフォームなどのスポーツDXソリューションを試験導入します。この取り組みにより、地域スポーツ大会や試合、等合宿の発信力強化、生涯スポーツの振興による地域コミュニティの活性化等を図り、第2期別府市スポーツ推進計画(2023年4月 別府市策定)を加速させます。

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1.連携協定の目的
 別府市は「第2期別府市スポーツ推進計画」において、スポーツ情報の発信による啓発、競技力向上の支援、スポーツ大会やキャンプの誘致、スポーツ拠点づくりの推進を掲げ、「”する””みる””支える”スポーツの推進・普及による誇らしい別府の地域づくり」を積極的に推進しています。
 NTTSportictは、スポーツDXによる新たな地域コミュニティを生み出すためのまちづくり「マチスポ」(※別添参照)に取り組んでおり、NTT西日本と連携して全国の自治体に展開を進めています。今回の連携により、3者がマチスポを軸としたスポーツDX分野で包括的な連携と協力関係を築き、それぞれが有する人的・物的資源を連携することで、地域の課題に適切に対応し、協働による事業を推進することにより、活力ある地域社会の形成・発展及びサービスの向上をめざしていきます。

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2.連携協定の概要
別府市内の主要スポーツ施設「別府市民球場(稲尾和久記念館)」と「実相寺サッカー

競技場(人工芝)」にスポーツDXソリューションを展開し、「”する””みる””支える”スポーツの推進・普及による誇らしい別府の地域づくり」を積極的に推進しています。
例えば、各施設で開催される試合のAIカメラによる無人自動ライブ&アーカイブ配信と同時にコミュニティサイトでのオンライン応援や、合宿等の練習の振り返りや情報発信の活用等、地域に根ざした「スポーツまちづくり」の実現をめざします。

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別府市民球場(稲尾和久記念館)に設置された野球専用AIカメラ(左:ホーム側、右:センター側)

実相寺サッカー競技場(人工芝)に設置されたAIカメラ


3.役割分担
別府市 :マチスポ実証の運営主体、実証フィールドの提供

    関係者への協力要請                    等

NTT西日本 :実証事業のプロジェクト検討、及び運営サポート

      実証後におけるAIカメラ等の本格導入の支援       等

NTTSportict :スポーツDXソリューション(AIカメラ等)の提供

       導入施設の運用レクチャー、オンラインサポート    等

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4.「マチスポ別府市ポータル」の開設

 「別府市民球場(稲尾和久記念館)」と「実相寺サッカー競技場(人工芝)」へのAIカメラの設置工事を完了し、応援コミュニティプラットフォーム「マチスポ別府市ポータル」の運用を開始しました。
 ポータルを通じて、AIカメラで自動撮影された各施設での試合や練習風景の映像をリアルタイムで視聴できるほか、試合への応援コメントの入力で地域のチームへ応援の声を届けることや、地域情報の発信により、スポーツを通じた、別府市、施設利用者、地域住民をつなぐ地域交流の場として運営していきます。

 なお、「マチスポ別府市ポータル」には、下記に記載のURL等よりアクセスできます。
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▼マチスポ別府市ポータル
https://web.spo.live/group/e245443zjq

(WEB版)


※iOS/Androidのスマホ専用アプリ「SpoLive」をダウンロードすることで、応援チャット等、全ての機能を利用できます。 

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5.今後の展開
 2024年11月16日(土)に別府市民球場で開催される「ろうきん杯九州小中女子軟式野球大会」から順次、配信を開始予定です。
 実証期間は、2024年度末までで、別府市スポーツDXソリューションを導入した各施設で実施される大会や試合映像の配信に取り組み、効果検証を行います。
 また、効果検証と併せて、設置場所の拡大やさらなる利用シーンの創出にも取り組んでまいります。
こうした取り組みを通じて、地域スポーツ大会や試合、合宿等の発信力の強化、生涯スポーツの振興による地域コミュニティの活性化等を図ることで、第2期別府市スポーツ推進計画 (2023年4月 別府市策定)を加速させていきます。

※ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。変更になる場合がありますので、あらかじめご承知いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

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(※別添)

●スポーツD Xソリューションについて

 今回、「実相寺サッカー競技場(人工芝)」に設置された無人撮影カメラには、A Iによる自動撮影や編集機能を備えています。現在、バスケットボール、バレーボール、ハンドボール、サッカー、ラグビーなど16競技の撮影に対応しており、さまざまなスポーツを撮影することができます。

 「別府市民球場(稲尾和久記念館)」には、ホーム側とセンター側の映像を自動で切り替えできる野球専用A Iカメラを設置します。

 また、固定カメラも設置し、A Iカメラと組み合わせることで撮影の幅が広がります。

※A I自動編集イメージ

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●スポーツDXによるまちづくり「マチスポ」について

 地域スポーツを活用したコンテンツを無理なく継続的に制作・運用できる仕組みとして、マチスポプラットフォーム(自動映像化+コミュニティ)を活用し「地域スポーツによるまちづくり」施策を点から線、そして面へと拡大していきます。

  • A Iカメラ等によりスポーツ施設で行われる試合などを自動で撮影、映像コンテンツ化します。
  • オンラインコミュニティプラットフォームでリモート観戦環境を提供、地域固有コンテンツを発信していきます。試合を観戦しながら応援メッセージを書き込むこともできるので、地域コミュニティの輪が広がります。

(参照)https://machispo.nttsportict.co.jp/