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日本野球機構オフィシャルサイト

NPBアンチ・ドーピングガイド2024

5.制裁について

 調査裁定委員会は、アンチ・ドーピング規程違反をした選手および関係者、球団に対して、制裁を科すことができます。

 調査裁定委員会は、当該選手の検体検査結果を陽性と認定した場合、認定した日を含む実働日の10日以内に選手および関係者、球団に対し弁明の機会を与え、弁明の機会を与えてから20日以内に、裁決し、制裁の内容を伝えます。

 その個人に対する制裁の基準となる種類は、以下の4つです。

  1. 譴責(けんせき):始末書をとり、将来の戒め(いましめ)とする
  2. 一定期間の出場資格停止(1試合以上10試合以下の公式試合の出場停止)
  3. 一定期間の出場資格停止(1年以下の公式試合の出場停止)
  4. 無期限の出場資格停止

 なお、調査裁定委員会は、ドーピング検査の結果に基づき、その選手が所属する球団の関係者の関与が認められた場合は、その球団に対し、1,000万円以下の制裁金を科すことができます。