全米連続1位の米ラッパー、日本滞在も“通行人素通り”にしょんぼり「俺は有名じゃないんだな」　頭抱える姿にファン「まあ、肩を落とすなって」（1/2 ページ）

全米チャート1位やグラミー5部門ノミネートなど輝かしい記録の持ち主。

　グラミー賞5部門でのノミネート経験がある米ラッパーのリル・ナズ・Xが12月8日にInstagramを更新し、日本滞在中に撮影したショートムービーを公開。目立つ場所に立っているにもかかわらず、通行人に素通りされてしまっており、「わかったよ。俺は日本では有名じゃないんだな」と頭を抱えています。

「俺は有名じゃないんだな」と消沈ぎみのリル・ナズ・X（画像はリル・ナズ・X 公式Instagramから）

　日本を含め、アジア諸国でのパフォーマンスなどは告知していなかったリル・ナズ・X。いまのところ、日本滞在の目的は判明していませんが、Instagramでは東京の地下鉄に乗車する姿や、高級ホテルでくつろぐ様子を公開しています。

　さらに、リル・ナズ・Xは、東京メトロ日比谷線のとある駅改札前で撮影したショートムービーも公開。雑踏の中で立ちすくむ有名ラッパーに、通行人は誰一人気づかずに素通りしており、本人は「わかった。俺は日本では有名じゃないんだな」と頭を抱えています。バックに流れる悲壮なBGMが切ない……。

　リル・ナズ・Xといえば、2019年にリリースした「オールド・タウン・ロード（原題）」が米シングルチャートで19週連続1位を獲得し、2021年リリースの「モンテロ（原題）」では自身初となる初登場全米1位を記録。同作は「ビルボード・グローバル200チャート」で男性ソロアーティストとしては最長の累計5週にわたって1位にランクインしたほか、2022年4月の第64回グラミー賞では無冠に終わったものの、5部門にノミネートされています。

ギルガメッシュを模したコスチューム（画像はリル・ナズ・X 公式Instagramから）

　また、日本のカルチャーにどっぷりなことでも知られるリル・ナズ・Xは、2021年に行われた海外ファッションイベントに、「Fate/Grand Order（以下、FGO）」のギルガメッシュを模した金ぴかのコスチュームを着て出演。翌年のグラミー賞を逃した際には、「FGO」本家からギルガメッシュの描き下ろしイラストが送られ、「クソヤバい、ぶっちゃけ何よりうれしいよ」と大喜びしたことで話題になりました（関連記事）。

　今回のリル・ナズ・Xの投稿には、「すまないが笑ってしまった」「まあ、そう肩を落とすなって」「きみはスーパースターだよ。ブラザー」と慰める声がかけられたほか、「まって！？ 日本いるの！？」「ようこそ！」「たのしんでね！」などと日本のファンからの反応も多く寄せられています。

東京滞在中の1枚（画像はリル・ナズ・X 公式Instagram 公式Instagramから）