FSS感想「緋色の雫」最後まで
整理を兼ねて連載中のファイブスター物語(以下FSS)の個人的に感じたこと、考えたこと、感想などを備忘録としてまとめていく。内容は単行本化されてない箇所かつあらすじではないので注意。
アクト5-1「緋色の雫」
連載期間 :2022年5月号~2023年4月号
今回まとめた期間:2022年12月号~2023年4月号
感想
前回も書いたがやっぱりダス・ゴーストは煽り構図で見た時の見栄えが凄い…そして、バンシーカと同じく異名が多すぎる……
カイゼリン型はGTMの中だと比較的正面絵が映える顔をしてる。ミラージュGTMは圧倒的に横顔が映える。
ここのダイ・グの横顔、好きな子を護れて喜びを感じてる青年の口元ですごく良い。
でもやっぱり、GTMは横顔が美しい……
アルカナナイトのファティマ達がトランプのマークを印にワイプ登場するの戦隊モノ感がある。(偏見
所沢の永野護展の時にこの頁のネーム(下書き)のコピーを手に入れてたので感慨深い。
ファティマは(ほぼ)全員意地でも全身絵なの本当にファッションショー過ぎる……
これだけの国名、首都名、キャラ名を様々な分野から拝借しながら、考えられるのも一種の才能だよな……トレーサーで奈須きのこが影響を受けた点の一つとしてネーミングの自由さをあげてたけど納得過ぎる。スペルミスやらドイツ語とか英語を我流でカタカナにしてそのままGOするのは無法すぎる気がするけど。(デザインズ7でカタカナ化の苦労について述べられてはいた
スタント遊星の設定やりたい放題すぎて本当に良い……ネーミングセンスと宇宙SFとしての星系、惑星設定がそれぞれ極まってる。恒星無(ナイン)の恒星系とかアークナイツのタロ星系と似た発想のたまものだと思ってる。
OVER MIND……やっぱりFSSにおいて『幼年期の終わり』の重要性ってめちゃくちゃ大きいよな。元はアークナイツのために読んだのにどっちかというとFSSすぎてビックリした。
つぎはぎ朱塔玉座好き、かわいい。
ヤーン・ダッカスとアサラム・スキーンズ、生きてる発言以降影も形もないけど、どっかでいきなり来るんだろうなぁ……
ザ・ブライドのデザイン、創作ウェディングドレスとして素晴らしすぎる……(デザインズ持ってないときにネットで見て衝撃を受けた
靴を電話の代わりにして顔に近づけてるの足フェチの極みな気がする……FSSの宇宙の星々の表現いいよなぁ……GTMを描くより大変発言もあったけど、これをアナログでやってるのすごい……
永野先生の服のシームに対する執念はホントすごい。アップになったら簡易的でも絶対描いてる。(襟に縫い目があるのは当たり前といえば当たり前だけど毎回ここまで描いてる他の漫画を見たことがない…
神様なんだから当たり前だが当たり前のようにファティマリレーに割り込めるアマテラスは相変わらず過ぎる。(自分でも反則って言ってるけど
GTM以降の新設定大好き人間が唯一残念だったドラゴンのセントリー化は16巻以降の超銀河的なセントリーを見てると必要な変更だったんだろうなとは感じる……あくまで生物の発展系としてのドラゴンじゃこの雰囲気は出せない。(そこが良かったんだけども
これ多分ゲームしてる子供の家に飾られてるのカイゼリンだよな。(おそらくABSOMEC
ここでデザインズ8発言してるってことは内容含めある程度検討は進んでる感じなのかな?
花の詩女の時に作ったであろう星団文字(アルファベット変形)もっと使えばいいのにとは思う。
バンシーカも踏み込むとニーソの模様が見えるのすごくエッチ(
ロボットなのに、ロボットだから
いきなり扉絵に出てくる謎人物(特に連載でも登場しない)大好き。ファッション、髪型とかいつも通りのハイファッションだけど、足下がめっちゃカワイイ。ラキシスの三段アイスの靴みたいにモデルがあるのかな?
一人の人間に対する解説文だけで1500年以上の時が流れるの最高にFSS。
GTMになってアイドラフライヤーが付いたのもあって後ろ姿にメリハリができてカッいいよなぁ……
この手のロボットのトゲトゲ、装飾過多問題を今まで騎士が自身を誇示するのに加えて、GTM(MH)が国家の象徴でもあるためのものとしてたけど、GTM以降放熱用って理由づけしたの一種の発明だと思ってる。関西弁の上位存在(セントリー)良すぎ。
コレコレコレコレ、ビジュアル文章含め一切全てがわからず頭が?で埋まるこの瞬間がFSS読んでる醍醐味だよな。
クージャテンパラーの肩周りがGTMオージェ(アゲハ)に採用されるんじゃないかと予想してはいた。
これが最新の永野メカなら、はやくデザイン画と外連味あふれる設定を見たい!
シャグジャリグリ・トウオ、二次元な三次元空間なんじゃないかなとは背景美術から感じる。
「緋色の雫」感想まとめ完
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