サッカーW杯。日本が2050年までに優勝する近道。「環太平洋」や「東アジア」の共同開催を!今や共催がW杯の主流。米国、豪州、中国、韓国などと手を組み頂点に近づこう
サッカーW杯で日本が優勝するための近道は?日本サッカー協会は2050年までにサッカーのワールドカップで優勝する目標を掲げている。そのためには、日本代表のレベルアップが必須だ。同時に、試合に勝ちやすい環境づくりも重要。それがW杯開催国となることだろう。米国、オーストラリア、中国、韓国などと共催することが、最も効果的でないか。
サッカーのW杯開催について、2030年大会でスペイン・ポルトガル・モロッコの3カ国共催が決まった。これには驚いた。スペイン、ポルトガルはヨーロッパ大陸で、モロッコはアフリカ大陸の国だからだ。
30年大会は初めて大陸をまたぐ大会となる。それならば、日本はワールドカップ開催の選択肢が増えたのではないか。サッカーW杯「環太平洋大会」の共催だ。
オーストラリアは2032年にブリスベンで夏季オリンピックを開催する。いまだサッカーW杯を開催したことがないだけに、開催経験のある日本から共催を持ちかけるのはどうだろうか?
そしてアメリカの太平洋側の都市とも共催できれば、「鬼に金棒」だ。日米豪による「環太平洋大会」。3カ国とも、サッカーW杯への出場経験が豊富だが、優勝経験はない。
似た状況の国が共催することも一つのアピールとなるだろう。お互いが切磋琢磨して競技環境を向上させる機会となると売り込めばいい。
これまでのサッカーW杯では開催国が初優勝するケースが少なくない。1930年の第1回大会のウルグアイ、1934年のイタリア、1966年のイングランド、1978年のアルゼンチン、1998年のフランス。これらの国・地域の初優勝が地元開催だったのだ。
日本が本当にW杯優勝を考えているのなら、大会開催国となることは大きなアドバンテージとなる。現在の経済力で単独開催を行うのは難しいだろう。
しかも2026年大会はアメリカ、カナダ、メキシコの3カ国開催。今や共催が主流となりつつある。それならば、日本も共催をめざすのが効果的だろう。
共催相手として「環太平洋」に固執することもない。中国や韓国との「東アジア」共催という選択肢があってもいい。その時々の状況で、最高の道を選べばいいのだ。サッカーのプレーでも状況ごとに最良の選択のプレーをするのと同じだ。
「環太平洋」そして「東アジア」。いろいろな選択肢の中で、日本がW杯を開催して、優勝する近道を突き進んでいけばいい。
2050年までに日本のサッカーW杯優勝。その道に光が差し込んできた。