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レノファ山口FC志垣監督語録(2024年10月中旬〜11月編:完)

皆さん、こんにちは。野村です。

レノファ山口FC志垣監督語録シリーズ。前回までの記事はこちらをご参照。

今回は、いよいよ最終回、2024年10月中旬〜11月の志垣監督語録です。

悪夢の6連敗後、2024シーズンの締めくくりに向かっていく選手たちに、志垣監督はどのような言葉を掛けていたのでしょうか。
それでは、いってみましょう!

2024.10.20 第35節アウェイ熊本戦

今、連敗中だ。ただ、本当に価値のある選手というのは、うまくいかないときに状況を変えられる選手だよ。それが価値だよ。一人一人が強い責任感を持って、この状況を俺が変えてやる、ただしみんなで繋がってやる。
ジュニもそう、孝汰もそう、ここにいたくても怪我でいられない。今回メンバーに入っていない選手、昨日もバスの見送りをしてくれた選手、いろんな選手がいる。いろんな選手の思いを背負って、そしてサポーター、ボランティアの人、応援してくれるみんなのために。ますは目の前のこの試合、この一勝をこのメンバーでなんとしても取りましょう。

2024.10.27 第36節ホーム甲府戦

レノファの歴史上、10位以上で終わったのは一回のみ。最初の霜田さんのときに8位になった、それ以外は15位16位、去年20位。勝つんだよ。一つ一つ歴史を塗り替えていく。お客さんは楽しみに足を運んでくれている。そのためにもまずは勝てなきゃダメ。忍耐強く、まずは守備から入る。いい守備からいい攻撃につなげていく。それが、今年の我々のスタイルだよ。忍耐強く。一点一点しっかり取っていく。

2024.11.3 第37節アウェイ愛媛戦

スイッチのタイミング。これがかかればそんなに大崩れすることはない。ここのスイッチを切れるかというところ、まずは自分たちのポジションを取ること、狙いを持つこと、ポジションが取れたら出ていくこと。
最高で8位までいける。勝てなかったら12位だ。みんながどこをめざすの?というところをもう一度整理しよう。出来る限り上の景色で、このシーズンを締めくくるために、我々は最大限、8位まで行けるよ。そのチャンスをものにしようよ。(勝ち点)51で並んでいるよ。もう我々次第。一つ一つの歴史を積み重ねて、なんとしても2024年シーズン良い形で締めくくれるように。
将来のことは分からない。ただ、将来は今がないと構築できないものだから、今の目の前の試合、勝ち点3をしっかり取れるように。勝利に対して貪欲に戦いましょう。

2024.11.10 第38節ホーム横浜FC戦

※試合前日練習終了後
本当に一年間、みんなすごくハードワークしてくれた。1日たりとも変な練習というのはなかったと思うんだよね。本当にみんなの努力、ハードワーク、それに尽きると思う。
俺は常々言っているんだけど、強い組織というのは、一人ひとりの人間が作るものだから、人間力がなければ、強い組織というのは生まれない。ただ、本当に一年みんな素晴らしい人間性を発揮してくれて、その結果、今いる順位にいることができたというか、素晴らしい一年だったからこそ、明日なんとしても勝って終わりましょう。

※試合当日ロッカールーム
シーズン通してすごくハードワークしてくれた。ただ、周りのサポートが無ければ俺らって良い仕事はできない。チームメイトがいないとできないし、審判がいないとできないし、オーガナイズしてくれるリーグがいないと、会場を作ってくれる人、ボランティア、そして応援してくれる人、みんなの家族、いないとやっぱり良いパフォーマンスって出せない。そして何より、今日メンバーに入っていない選手、俺もすごく悩んだ。監督をやっている以上はずっと悩み続ける。特にこのチームは、本当にみんながハードワークしてくれる。誰一人として手を抜かなかった。一回でも変な空気を出す人間いたか?今シーズン。いなかった。本当にみんなが切磋琢磨してくれて勝ち点3のために努力したじゃん。その中から、俺は監督として選ばなきゃだめだ。それが仕事だし。時には非情な決断をしないといけない。メンバーに入っていない選手、ずっと入っていない選手もいる。例えば(五十嵐)太陽とか。(山瀬)功治だって。25年連続ゴール、取りたかったと思う。入っていない選手、みんなそうだよ。そういう選手がいるからこそ、今の我々がいる。だからこそ、責任を持って。ピッチに立つ以上。勝ち点3のために。貪欲にやって欲しい。

さて、2024年シーズンのレノファ山口FC志垣監督が試合の前後で選手たちに語りかけた言葉の一部をご紹介したこちらのシリーズ、いかがだったでしょうか。私の所感は次の通りです。

・シーズン当初に掲げたチームとしてのスタイルは、プレー面で若干変化はあったもの、コンセプトは終始一貫している。
・偉人の言葉を多く引用していることから、志垣監督はかなり勉強熱心な方と思われる。
・冷静に現状を分析して選手たちに語りかけるシーンが多く見られる。一方で、熱く、モチベーションを上げる言葉で選手たちを鼓舞する姿も見られる。バランスが大切。バランスは失わないでね。

そして、たびたび志垣監督が引用した「偉人の名言」シリーズ、動画で確認できたのは以下の方々の言葉でした。
・シャビ
・プジョル
・フランシス・ベーコン
・チャーチル
・マーガレット・サッチャー
・ネルソン・マンデラ
・北野武

さてさて、2025年シーズンはどんな志垣監督語録が登場するでしょうか。今からとても楽しみですね。

そして、試合前後を含めた試合当日の様子や試合前のRENOFANISTAで毎回志垣監督の言葉をサポーターに紹介してくださるレノファの広報スタッフさん、いつもありがとうございます!来年もよろしくお願いします!

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