【人力化計画10】座って漕げるようにはなったよ!(条件付き)
寒い冬の季節になりますと、急に思い直すんでしょうなぁ、キャビンにはやっぱり暖房が無いと…と。
私のブログのアクセス記録を見ますと冬に圧倒的に増えるのがFFヒーターの取り付け記事で、異様なアクセス数です。
普段は船名ステッカーを貼る記事やジブファラー交換の記事が多い感じではありますが、1月半ばからはアクセスの半分くらいはFFヒーター関連に。
いやいや、今から読んでも間に合わないから…
今から暖かいキャビンライフを送りたい方は、悪い事言わないからカセットガスのストーブを買いましょうや。
個人的には熱で発電して、その電力でファンを駆動させる
↑これが私の推しカセットヒーター。
アフィリエイトとかじゃないのでメーカーのページですよ。
おすすめな理由は胡乱な話では無く、「高くて私には買えないけど、どんな感じか使った人の感想が聞きたい」から。
実際どんなもんなんですかねー?
どなたかご感想を。
おっと、話がこの時期人気の暖房ネタに脱線気味だ。
そんな人気企画を陽とすれば、陰陽五行思想で言うところの陰もある。
陰とは 例の不人気企画、「ヨット人力化プロジェクトですわ。
早くこれを終わらせて(←もはや消化試合感漂ってる)、悠々としたセイリングライフを送らねば。
前回は自分で作ると非常に時間がかかりそうなサドルフレームを外注する言うブルジョワぶりを発揮してしまいました。
いや、本当にロキソニンが200錠は必要な程度には財布に痛かったんですが、払った対価に相応しく、何の労も無くきっちり完成しましたっ!
バーン!
すげぇ、流石プロ!
私の作業と違い、小手先で誤魔化さず理想と真正面から対峙して作られたと言う凄みが細部からも伝わってきます。
いやぁ、自分の描いたポンチ絵が自分の作業無しにキッチリと形になるって素晴らしい。
しかしこれは錬金術ではありませんので、「無」からこいつを生み出しているわけではなく、何かを犠牲に… いや、何かっていうかお金なんだけど。
しかしこれ、本当に良い仕事で素晴らしい出来具合。
早速これを車に
積んでマリーナへ。
家では大きく見えていたサドルフレームですが、ヨットあるあるで、実際にヨットに持って来たら小さく…
いや、小さくないわ。
むしろ大きい。
これ普段、どこに置けばいいんだ??
ま、そう言う難しい事は後で考えるとして、まずは取り付けてみますか!
ガチャン!ガチャガチャ…
うーん、各所の隙間・間隔についてはギリギリで狙っていましたが、完璧ですわ。
どこにも干渉せず、そしてぐらつきもせず。
ではでは漕いでみますか。
ヨットに登って… 早速サドルに腰かけ…
あれ!?これは… サドルに座るまで非常に怖いぞ…
そうか、地面が無いからか!
パルピットに掴まりながらなんとか…
痛っ!
スネを強打!!(しかも2回)
なんとかサドルに乗り移り、漕…
待って!これすごく不安定!危ない、怖い!
不安定って言うのは、グラグラしてるんじゃ無くて、高くて自分が落ちそうって意味と、あと体を支えるところが無くって、ただただ自転車にサドルに乗っかっているという… いやいや、これは怖いわ!!
漕いでるところを写真や動画で… と思ってたのに、ちょっとそれどころじゃない。
これ、ハンドル無いと無理だろ…
結局、自分で漕ぎながら撮ると言う行為は危険だし無理だったので、マリーナのスタッフさんに漕いでもらいましたわ。
うん、うん、自転車っぽい。
ただし手放し運転のね…
当初からですね、ハンドルは取り付けるつもりだったんですよ。
ただね、せっかく取り付けるなら可動式にして、ティラーと連動させたいのが人情。
なので「最初は漕ぐだけオンリーにして、追々(ティラーに連動させた)ハンドルを考えて作ろう」ってイメージだったんですよね。
でもちょっとこの状態ではダメだった。
やっぱりハンドル作らないとダメかーーー。
次回からはハンドル作り(の構想と妄想)に入りますが、ウチのヨットは
先程、お願いしていた全てのスルハル金具交換と、燃料系のパイプ類交換のため工場に入院しました(と写真がマリーナから送られて来た)。
別にヨットに近づけないわけじゃありませんが、作業の邪魔になりますので、しばらくお休みかな。
次回は試運転のイメージでしたが、ハンドル作りに続く(予定)。