昨日の続き、バーでの話です。

ラムの品揃え豊富なバーに出かけたのは、牛乳を使ったオリジナルのカクテルがある、と知ったから。普通の牛乳よりちょっと濃いタイプの牛乳を使って、カルーアミルクならぬ「大人のミルクコーヒー」を作りました」というのです。

一体どんなものなのか？でもそれって、バーでの一杯目にしていいの？飲み口や後味、余韻を考えたら、最後の一杯にするのが良いんじゃない？って話もマスターとしていました。そうこうしているうちにラムの色んなお話を聞いて…というのが昨日の話。

お目当ての「大人のミルクコーヒー」は、そろそろ失礼しようかな、というタイミングでマスターが作ってくれました。低温でじっくり抽出する「水出しコーヒー」ならぬ、「ラム出しコーヒー」を使っているとのこと。そのほうが、雑味を抑えてラムのおいしさも生きたコーヒーができるんだそうです。さらに、別に淹れたコーヒーに氷砂糖を加えて低温で煮溶かしたコーヒーシロップも用意し、さっきのラムコーヒーと合わせたものを、ふわふわに泡立てたたっぷりミルクに加えて完成。

これがまぁ。。とてもおいしいのです。フォームミルクは口当たり良くほんのりとした甘さもある。マスターに聞いたら、「濃厚な牛乳だからこの甘みが出るんですよ」とのこと。そこにラムとコーヒーが合わさって、大人のカルアミルクというか、とっても上等なラムレーズン（のコーヒー版）をいただいている感じになります。これは締めのデザートとしてもいいなー、と一人でニマニマしながら飲んでいたら、隣の女性も「そんなにおいしいなら私にも作ってよ」って伝染しちゃいました。デザートカクテルって自分には馴染みがなかったけど、新しい扉を開けてしまったかも。

週末は昼過ぎからオープンしているというのも嬉しいですよね。今度機会があったら、明るいうちにも寄りたいなと思ってます。