2次画像生成、Illusirious系モデルの登場で、メインモデル移行の潮流に乗らむと画策していることかと思います。一方で、Pony, 4thtail, Kohaku, Hassakuあたりのマージモデルは成熟期を迎えており、様々なスタイルを楽しむことができます。今回の記事では、最近登場した中から8個ほど愛用しているcheckpointを紹介します。
NoobAI-XL
Illustriousに膨大な追加学習を施した、現状の本命モデル。暴れ馬にもほどがあるので、ネガティブを盛って画風タグを使いこなさないと使い勝手が悪いが、キャラもポーズも何でも出てくる十徳ナイフ的なモデル。
Vivid Animated Pony XL Medium Vivid V2
Pony系で彩度のはっきりしたきれいなゲームCG風。マージが進んでおり、最小限のプロンプトでも十分クオリティが高い。
Momizi noob
Noobの画風調整モデル。現状ではめずらしい繊細な雰囲気とはっきりした主線の使いやすいモデル。
CashMoney (Anime)
Ponyに対する結構な量の追加学習で、画風タグで各種スタイル調整を可能にした優秀モデル。本家より柔軟性が高く、最近のキャラクターも内蔵している模様。
Citrus Pony
画風固定化のPony。たぶん好きな人はとても好き。
White Chocolate (Noob x Pony)
NoobとPonyを頑張って混ぜたらしいモデル。スタンダードなプロンプトではシンプルで癖のない一方、きちんとscoreタグも画風タグも効く様子。生成者のプロンプトカスタム能力が試される。
DG's 4th Darkness v2
4thTail系のマージモデル。2.5Dよりの厚塗りCGスタイルで、SD1.5時代の定番画風が得意な便利モデル。SDXLでこのバランスを安定して出せるモデルはそこまで多くないため有能。
Liz Mix v15
ながらくバージョン更新が続いているマージモデル。v15でnoob系列も取り込み始めた模様。本家noobよりも安定しており、こなれた絵が出しやすい。
最近はNAIv1の時期のようなプロンプトによる画風・スタイル探索もやりごたえはある一方、マージが進んでNoobベースの安定画風モデル登場が待ち遠しいこの頃です。