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クリスマスに贈りたい1冊

 クリスマスだというのに、臥せっておりました。体調が悪く、起き上がることもままなりませんでした。しばらくこの前置きにお付き合いください。

 寒くなると、時々なのですが39度を超える熱が出ることがあります。そしてそれは一晩だけのことが多く、風邪なのかインフルエンザなのかわからないうちに治ります。

 私は、自分の身体の免疫機能に絶大な信頼があります。発熱によって、体に侵入してきたウイルスや細菌と有利にたたかうことができる環境を作ることができるのです。

 だから、意識があって、水分が取れる状態、なおかつ精神的・肉体的に辛くなければ、むやみに解熱剤を飲みません。頭だけ日本から持ってきたアイスノンで冷やして、布団にくるまって、野生の動物のようにじっとしていました。

 熱が下がってくると、汗をかくのでそれがわかります。人間もそもそも動物を含めた生き物と同じ仲間です。疲れた時、具合悪い時はじっと静かにしていることが理にかなっているはずです。

 食事も食べなくなければ、食べられそうなものを食べるか、2~3日食べなくても大丈夫だとも思っています。水分だけはしっかりと摂りましょう。

 さて、長い長い前置きにお付き合いいただきありがとうございました。投稿の再開が「クリスマス」ということで、いつもの連載を変えて、クリスマス特集とします。


10代のあなたへのおすすめ

 10代のあなたに、クリスマスにぜひ送りたい1冊は、トールキンの『指輪物語』シリーズです。

 ファンタジー小説の王道であると同時に、仲間との友情、そして主人公たちの精神的な成長を間近で感じることのできる作品です。

 今や映像の方が有名なのかもしれません。しかし、あなたが10代でしかも、私がこの本と初めて出合った中学生ならば、なおのこと「活字」で読んでほしいと思うのです。

 10代のあのころの繊細な感受性と、文字から受けるダイナミックさは私は失いつつあると思うのです。

感受性、それは磨かれ懐かしむもの。
感受性、それはいつしか思い出に変わるもの。
感受性、そしていつかまた手に入れたいもの。

2024年12月25日のつぶやきより

20代のあなたへのおすすめ

 これだけは、自分が読みたくて選びました。こちらです。

 クリスマスの時季に、世界中の風景やそこに息づく世界観を感じることができたら、幸せだろうなあと思ったのです。

30代のあなたへのおすすめ

 ぜひ、お子さんと一緒に読んでほしい1冊を紹介します。もちろんお子さんがいない方は、自分で読んでほしいのです。絵本は大人が読んでも、心の琴線に響き渡るものがあります。

心のサンタさんへのお願い

 小学校に上がるまえ、幼稚園のクリスマスイベントでサンタさんが来ることを心待ちにしていたのを今でも思い出します。サンタさんが空から飛んでやってくることを窓から見たくて、見たくて、幼稚園中を駆け回っていたことも懐かしいです。

 今、私の心にいる思い出のサンタさんに願いを伝えられるのならば、今日も子どもたちが笑顔で、楽しい1日を過ごせますように、と言いたいと思います。

 それでは、本日も久しぶりでしたが最後までお読みいただきありがとうございました。また明日お会いしましょう。

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家出猫
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