「RTA Gate」イベント定義
こんにちは、RTA Gate運営の扶桑です。
この記事の構造は、次の通りです。
まず「RTA Gate」とはどういうイベントか、簡単に説明します。
その後、イベントの目標と方向性、設計思想について説明していきます。
また、この記事を書いている時点で「RTA Gate#2」はまだ開催前なので、それについては別の記事で扱うことになります。
これは、今後継続的に本イベントを開催するにあたって、イベント当初の価値観を残し、再度見直す上での基盤とするためのものです。
「RTA Gate」とは?
「RTA Gate」は、富山県にて開催しているオフラインRTAイベントです。
1日開催の小規模な、ゆるいイベントです。
「RTA Gate」の目指す立ち位置
記事執筆現在、日本語だけでも毎週1つ以上のRTAイベントが開催されている大RTAイベント時代となっています。
あえて区分するなら、RTAイベントには様々な規模感(会場設備や期間)やカテゴリ(総合、限定、リレー、単一シリーズ、企画構成もの、招待制等)があります。
「RTA Gate」は総合作品の小規模イベントです。
また、イベントとしては他の中規模~大規模RTAイベントに向けた踏み台の位置です。
まずは挑戦してみる、参加してみる、オフラインイベントの雰囲気を感じにくる、その一歩として使ってもらえるようにしていけるように進めています。
また、北陸のRTAプレイヤーの交流地点となれればと考えています。
イベントとして努力すること
参加者の交流
イベントをオフラインでやる大きい意味として、実際に会って交流する機会が生まれることだと考えています。
オンラインのイベントは、開催しやすくプレイヤーも慣れた環境で行えるためパフォーマンスが出しやすい、住む場所も問わないと便利ですが、他の参加者と一切話さずに終わることも多いです。
せっかくなのでそのへんの参加者に話しかけてみてください。
話題はRTA以外の方が盛り上がるかもしれません。
色紙の記載コーナーを設けているので、「何書く?」とか話しながら書いていってくれると幸いです。走者だけでなく、観覧の方もぜひぜひ。
なお、色紙は最後に誰かに記念品として贈呈されます。
また、「#1」では正式企画ではありませんでしたが、「#2」では終了後に懇親会を設けています。(今回の受付は終了しています)
他イベントとの連携
他イベントの踏み台として考えている以上、他イベントへの導線があってしかるべきです。
現在では小規模高頻度イベントの大先輩であるDon't Stop Running様と提携していますが、それ以外にも増やしていきたいです。
第1回と第2回の応募を見る限り、遠方から来る人も結構いるので、地方の小規模イベントも、目標と設定してほしい中規模~大規模イベントの提携も目指していきたいです。
ゆるい関係性
「#1」の終了挨拶でも少し話をしましたが、イベントに外で足を止めて何してるか見てくれる方がそこそこいましたが、そんな方がいることが大事だと考えています。
観覧自由ではあっても、中に入るのは相当ハードルが高いです。大体怪しい集団だし。
ちょっと外から覗いてみる、足を止める、オフラインのRTAイベントがこの地域で開催されていることを知ってもらう、そうしたゆるい関係性を外部と持ち続けられるように努力したいと考えています。
あわよくば参加してもらったり、ゲームを遊んでくれたりしてくれると嬉しいです。
また、走者の方々にとっては踏み台として蹴り出していってもらう一方で、たまに戻ってきてもらえるようにしていきたいと考えています。
技術検討
ここでいう技術検討とは、いかに運営及びスタッフが手を抜いても問題ないように技術を導入できるかを意味しています。
労力を減らして見た目をぼちぼちの領域で保てるようにするように、効率化を図ります。
そのために技術検討を進め、実験したり実際に運用を行ったりします。
また、他イベントに対しての技術知見の共有を行っていきます。
イベントとして努力しないこと
規模の拡大
日数の大規模な拡大や会場規模の拡大を率先して目指しません。
人数が増えたら検討の余地はありますが、そちらを拡大するよりは回数の増加を検討します。
これは管理人数が少ないために運営管理が困難というところもありますが、他イベントに進む一歩として組まれているのにこちらが大きくなるのが目的を見失う形になるからです。
そういう大規模なのはRTA in JapanやJAWS PLAYERS、中規模クラスであればRTA in biimや北陸い~じ~RTA等の範疇です。
視聴者数・観覧者数の増加
これも「規模の拡大」と概ね同じことを言っていますが、その拡大を目指すのがイベント基本趣旨からずれるので頑張りません。
ただし、視聴者への見せ方を配慮しないとか、内容上の検討を行わないというわけではありません。
むしろその2点は重要視している項目です。
運営・スタッフの増加
運営の作業負荷を上げたり人数を増やして対応能力を上げたりすれば、それだけ企画等のやりようもありますが、全力で何回もやり続けるのは相当しんどいのでやりません。
それよりも継続してイベントを開催することを目標とし、ゆるっと応援してくれる人が増える方が重要です。
最後に
様々書きましたが、「RTA Gate」は次の一歩を進むために作ったイベントです。
それはRTAイベントに参加するとか、ステップアップの踏み台にするというのはもちろんですが、他の知らない走者と話す機会だったり、旅行で来る人は観光だったりと、新しいことはたくさんあるはずです。
まだまだ歩み始めたばかりのイベントですが、長く続けていけるようにしていきたいです。よろしくお願いいたします。