【ここが違う!?】ウンチのしかた
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さて、今回は「肉食動物と草食動物の違い」シリーズです。それぞれの食性から生じる身体的な違いや生態的な違いがあり、おもしろいですね。過去記事は下記よりご覧ください🤗
●ウンチのしかた
動物にとって危険な瞬間がいくつかあります。その代表的な瞬間が、「食事」「睡眠」「排泄」です。
その中で、「排泄」について肉食動物と草食動物において違いが見られます。
◎気張るか、気張らないか
結論から先に言えば、こうです。みなさんも動物園やペットの触れ合いで目にしているはずです。
例えば、ゾウやウマがウンチをしているところを思い浮かべてください💩
🙇♀️気分を害されたら、すいません。けど、こんな感じで続きます。あしからず🙇♂️
そうです。何食わぬ顔でお尻から出していますね。今すぐにでも動いたり、周りを見たりできそうです。
つまり、警戒が無防備にならないように排泄しています。
では、逆にイヌやネコのウンチをしている姿を思い浮かべてみてください。といいますか、下記画像を見てみてください。
↑↑これは肉食動物の代表格ネコ科のボブキャット(大きなネコ)のウンチするところです。
しっかり気張ってますね。前足を前に揃えて踏ん張っていますし、膝もしっかり曲げて座っています。そして視線は前にあり、気張ることで体がかたくなり、横など見れません。
つまり、すぐに動けません。
◎襲う側か、襲われる側か
お察しの通り、この差はコレです。襲う側の肉食動物は狩りのプロなので当然狩りやすいシチュエーションを狙います。それは、先にあげた「食事」「睡眠」「排泄」の瞬間です。つまり、草食動物はこれらの瞬間が最も危険なため、コトをしながらでも動けるような体の仕組みになっています。
※睡眠についても、草食動物はわずかな物音で起きますね。
逆に肉食動物は、基本は襲われる心配がありません。雑食性の小動物などは襲われる側にもなりますが。
というこで、しっかりウンチができます。
また、もしかしたら肉食動物は肉を食べるのでウンチも草よりは出にくいイメージがあります。そのため、気張らないとしっかりでないかもしれません。
ちなみに、人間はというと、しっかり気張りますね。初期の人類は肉食動物に襲われる側でしたが、現代の人類はそうではありません。もしかしたら、ウンチのしかたも、初期の人類から、何かしら進化して今のカタチになったのかもしれません。
まさに、進化とは環境への適応、ということがわかりますね。では、今回はこれで終わりです。「肉食動物と草食動物の違い」シリーズは続きますので、是非フォローの上、お楽しみに!!