【選挙ウォッチャー】 2024年9月の総括と10月の計画。
今月も無事故・無感染で取材を終えることができました。
来月には、さっそく解散総選挙(衆院選)が行われることになると思いますが、来月上旬までには皆様からご支援いただいたクラウドファンディングのお金が入ると思いますので、衆院選の取材費は捻出できそうです。改めてご支援くださった皆様、ありがとうございました。
今月もN国関連の取材を中心に、全国を飛び回りました。選挙の取材は少なかったのですが、衆院選の準備などにも備えております。今のところ、大きなトラブルもなく、すべて順調に進行しております。
■ 2024年9月の取材経費
今月は取材のために沖縄に行ったり、いわき市に行ったり、座間市に通ったりしました。
ただ、当初はもっと飛び回る予定だったのですが、衆院選の準備が忙しくなってしまうことから取材の数を減らしました。その代わりに、衆院選はしっかりと準備をして、質の高いレポートをお届けしたいと思います。
急遽、宜野湾市長選の取材に行くことになり、元職の佐喜眞淳さんが当選するのを見届ける形となりましたが、この取材に9万6176円がかかりました。事前に用意した株主優待券を使い、飛行機代を半額程度に抑えることに成功しましたが、かかった経費の62%が飛行機代となっており、沖縄に行く際は飛行機代をいかに安く抑えるかが勝負になりそうです。
言い訳のようになりますが、直前まで東京地裁でN国党の裁判を傍聴しており、羽田空港からその日に出発する最後から2番目の飛行機に飛び乗ることになったため、LCCを使えませんでした。帰りも、自民党総裁選の取材のために羽田空港に戻る必要があり、やっぱりLCCを使うことができなかったので、どうしても経費がかかりました。
また、宜野湾市長選と同日に西原町長選も行われる予定でしたが、こちらは無投票当選となりましたので、宜野湾市長選のためだけに沖縄に行くという贅沢な感じになりました。ただ、宜野湾市は普天間基地のある所で、沖縄県知事選に2回挑戦した佐喜眞淳さんが宜野湾市長に戻るとなると、少なくとも2年後の沖縄県知事選に佐喜眞淳さんが3度目の挑戦をする可能性は限りなく低いと言えるのではないかと思います。
今年は沖縄県で金武町議選、宜野座村長選などが控えていますが、もし取材に行くことがあれば、なるべくLCCを使い、取材費を抑える努力をしたいと思います。
伊勢原市長選の取材には、現地に2回入っていることから、本当はもっと交通費がかかっていますが、立憲民主党代表選の取材の後にそのまま駆け付ける形となりましたので、交通費の一部を立憲民主党代表選につけております。また、伊勢原市長選の取材の後に座間市長選や座間市議選の取材にも行っていますので、こちらにも交通費の一部を回しています。なので、見た目が全体的に安い取材となりました。
今月は、あまり選挙の取材に行きませんでした。
これには3つ理由があり、1つ目はN国党の裁判や取材に明け暮れていたために選挙の取材ができなかった。2つ目はクラウドファンディングでご支援いただいたお金の入金が10月上旬のため、今なお無酸素状態が続いているために取材費が枯渇していること。3つ目は解散総選挙が10月から11月頃に行われる可能性が高く、取材してもレポートをリリースできるかどうかがわからないこと。
こうしたことから選挙の取材が少なくなり、今月は宜野湾市長選にお金がかかったものの、全体的にはあまり選挙の取材にお金を使わなかった月であると言えるかもしれません。今月の取材費の合計額は15万5094円となりました。宜野湾市長選を取材しなければ、もっと安くなった可能性があります。
前月にクラウドファンディングのストレッチゴールを達成したため、無酸素状態の取材費がリセットされ、8月末時点で5万7482円の取材費がかかっていることになっていました。今月の合計額と合わせると21万2576円となっており、どんどん膨らんでいますので、また早々にクラウドファンディングを始める必要が出てまいりました。
■ 大阪万博の取材経費
今月は、摂津市長選や泉南市議選を取材する計画だったので、大阪万博の取材にも行こうと思っていたのですが、衆院選に備える必要が出てしまったため、残念ながら、行くことができませんでした。
前月までに9万0527円の繰越金があり、十分に取材に行ける環境が整っておりますが、今月も取材に行けなかったことは、とても残念で仕方がありません。引き続きプールして、次回の取材に備えます。
■ 自民&立憲の代表戦取材経費
おかげさまで、今回のクラウドファンディングでストレッチゴール⑤まで達成しましたので、自民党総裁選と立憲民主党代表選の取材費として、10万円の予算を計上しました。
自民党総裁選については、秋葉原での街頭演説会を取材できなかった場合には、最悪、島根に行く準備をしていましたが、無事に秋葉原で街頭演説会の様子を撮影することに成功し、それぞれの主張をまとめることができましたので、意外と取材経費がかかりませんでした。よって、取材費を使い切ることがありませんでしたので、能登半島に足を延ばして取材をしたいと考えております。
立憲民主党代表選、自民党総裁選ともに、思ったよりも全国を飛び回る必要がなく、宇都宮や桜木町、秋葉原などで現地取材は終わってしまいましたので、合計で3万2825円しか使いませんでした。
しかし、新総裁の石破茂さんは、早期の解散総選挙を実施するため、能登半島の被災地のための補正予算を組まず、当面は予備費で対応することを発表しました。そもそも衆議院の解散には大義名分が必要であり、自分たちの政権や政党の優位性を保つための解散は認められていません。ましてや、能登半島の被災地の状況を見れば、とても予備費で対応できたものではありませんし、水害が起こったのは最近でも、大地震からは10ヶ月が経ち、いまだに避難所で暮らし続けている人たちがいるのです。仮設住宅であれ、住むところを保障するのは国として当然のことであり、とても予備費で賄い切れる話ではないはずですが、被災地そっちのけで、自分たちの選挙が優先されています。
もちろん、政権与党である自民党こそ、まずは自分たちの選挙のことよりも被災地のことを優先して考えるべきであり、自民党が一番酷いのは言うまでもありませんが、対する立憲民主党は「解散総選挙とか、くだらない自分たちの都合のことを考えるのではなく、まずは補正予算の一つもつけるのが筋でしょうが!」と言わなければならないはずなのですが、彼らもまた声を上げることもなく、それより「共産党と手を組んだら、またネトウヨに『立憲共産党』とか言われて、バカにされちゃうから共産党と手を組みたくないけど、手を組まなかったら小選挙区でボロ負けしちゃうかもしれないし、どうしたらいいんだろう」です。
被災して、まさに生活に困窮している人たちを差し置いて、自分たちが選挙で勝てるかどうかを最優先にしてしまう「物事の優先順位がわからないバカども」が当たり前のように政治をして、僕が「補正予算で対応している場合じゃないだろ!」とツッコんでも、大量のバカどもが「解散総選挙を間近に控えた今、予備費で対応するのはおかしなことではない!」とキリッとした顔でウザガラみ、湧いてくる始末です。大義名分のない自分たちのための解散総選挙をしようとしている大前提に何の疑問も持たないバカどもが、この標準になっていて、マスコミさえ疑問に思っていないのですから、これは大変なことです。
それであれば、自民党総裁選や立憲民主党代表選の延長線上にある「能登半島」の現実を伝える記事を書くべきではないかと思い、この余った予算を使って、皆さんに現実を伝えたいと思います。10万円の予算のうち、3万2825円を使いましたので、6万7175円が残っています。これを繰越金として、能登半島の取材に使います。なお、ただ取材のためだけに行くのはもったいないので、前回のクラウドファンディングのご支援でパソコンを購入した際のポイントを使い、支援物資を積んでいくことにします。
■ 彦治関連の取材経費
あれだけ毎週のように立候補を繰り返していた小西彦治が、最近はすっかりおとなしくなりました。金城ガンヂさんをはじめ、小西彦治の「公金チューチューシステム」を問題視する人たちがいたおかげで、小西彦治の立候補がピタリと止まりました。
これは世の中にとっては、すごく良いことではあるのですが、今月も小西彦治関連の予算が使われることなく、そのまま翌月に繰り越されることになりました。おそらく今は衆院選に集中していると思われるため、おとなしい状態が続いていますが、いつ立候補しまくる作戦を再開するかがわかりませんので、25万0044円は繰り越されています。予算は潤沢にありますので、いつでもスクランブル発進する準備は整っています。
さて、衆院選が始まることになりましたら、今年は「和歌山2区」からのスタートになる可能性があります。せっかく予算がありますので、事前取材を試みようと考えており、この取材費はここから捻出しようと考えているところです。
■ N国関連の取材経費
今月は、だいふくもちの裁判のために静岡地裁浜松支部まで遠征するところから始まりました。さらに、自分の裁判もありましたし、齊藤忠行の刑事裁判があり、その後、東京拘置所に取材に行ったこともありました。毎週のように裁判ラッシュとなっており、とても取材にお金がかかった印象です。
N国関連の取材費については、今月はコストに見合った取材ができていると感じていますが、表に出していない、あるいは、表に出すまでに時間がかかる話が多くなってしまい、皆さんに効果を実感していただくまでにはタイムラグが発生しています。いずれ解消するとは思いますが、引き続き、実態解明に努めてまいります。
今月の取材費の合計は、14万7460円となっており、前月までの無酸素状態の取材費を合わせると、31万9388円となりました。来月は衆院選を挟むため、N国党が大暴れをしなければ、あまり取材費はかからないのではないかと考えています。
■ 「チダイズム新聞」第1弾はお届け済
切手代が84円の間に、ひとまず「チダイズム新聞」の6月6日号と7月7日号をお届けしました。現在、8月8日号をまとめており、なるべく早めにお届けしたいと考えています。
約束のリターン品なので、もしクラウドファンディングにご参加くださっているのに、まだ届いていない方がいらっしゃいましたら、TwitterのDMやMotion Galleryのサイトからご連絡ください。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
もし「Xデー」を迎えるなら、衆院選の前にやっておかなければ、また混乱を生むだけだと思いますが、今のところ、「Xデー」に向けた動きはありません。こうしている間にも、さまざまなものが時効を迎えてしまうのではないかと思われ、警察や検察の皆さんには本気で動いてもらいたいと思います。
なお、現時点でクラウドファンディングのお金が入金されておりませんので、裁判費用についての公開は10月31日のnoteにて発表します。