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3割の時間で仕事に励み、プライベートで視野を拡げる

昨年末に伊豆高原にある喫茶室(じぶんジカン喫茶室)に行きました。その際にとある書籍に出会いました。

著者は還暦を迎えた時期に起業した方で、屈指の読書名人でもあるそう。じぶんジカンの主催(松岡さん)が共感することも納得するような、人生観を見るような書籍だと思いました。

今回は時間の都合もあり、最後まで読み切ることはできませんでしたが、著者の観点として書かれていた「原理原則」の話に触れることにします。


生きる上での原理原則

原理原則を考える上で、著者の考えとして「動物の生活様式」を見ることが大事だと書いています。

動物の生活様式に準えるならば、重要事項は2点に集約されます。

  • 生きるために、食事を確保すること

  • 安心安全を確保して、眠りにつくこと

これを人間に例えるならば、経済活動と治安確保になります。経済活動の主体は端的に「労働」だと思います。

人は一人では生きられない。だからこそ、一定は社会の中で折り合うことが大事です。労働はその根幹を成すほどに大事な存在だと思います。

人生における労働の意味付け

人生とは3割の時間を使ってお金を稼ぎ、そのお金で寝て、遊んで、子育てをすることである。

本書にこのような言葉がありました。この数字に対して、個人的には妥当な印象を持ちました。

実際に自分の今年度の労働状況を含めて、現実の数字を確認してみます。

  • 1年の全時間:約8760時間

  • 自分の年間労働時間:2100時間

世間的には、そこそこ標準的な労働時間ではあろうかと思います。月次で見るならば、今年は残業時間が約25時間程度でした。

これは個人的解釈になりますが、仕事(生業)とは生きる(暮らす)ことに対して、必要条件ではあるが、十分条件にはなり得ない。


 ◾️必要条件と十分条件の数学的意味


社会で生きるためには、どのような形態であれ、仕事は必要不可欠な存在だと思います。自分も主たる生き甲斐として捉えています。文理の世界線というアカウントを持つ者として。

しかしながら、仕事を人生の全てにする気もありません。それは、人間として不真面目ということではなくて、プライベートの環境から生まれる自己価値もあると思うので。

今年は特に意識したいと考えています。

個人的に思うことなど

自分が読んでいて感じたのは、今年度は諸事情も含めて、特に成果(目に見えるようなもの)に固執しすぎた気がすること。

幼少時代から、周りに認めてほしいという気持ちがありました。社会人の早々に落ち込んで、そこから回復してきた過程で、その気持ちは少しずつ切れていて。だからこそ、今年度は例年以上に頑張れたのだと思いました。

2024年は仕事(生業)をより頑張る1年でした。

一方で、キャリアなどの迷いも少しずつ芽生えてきて。そういうことを冷静に考えるための時間を作るためにも、今年は様々なところに行きたいし、ゆっくりとした時間を一時的にでも過ごしたい。

先日に書いた抱負の話でも、様々な場所に行くことを挙げたのですが、今回のことがひとつのきっかけでした。

おわりに

今年の読書感想文の1発目でした。働き方は人それぞれ。それこそ、3割の時間(仕事)に精を出しながら、趣味を含めたプライベートを充実化させるというやり方もあるのです。

人生とは3割の時間を使ってお金を稼ぎ、そのお金で寝て、遊んで、子育てをすることである。

この言葉は自分の人生観の核のひとつとして、今後も大事にしたい考え方です。だからこそ、今年は仕事(生業)に猛進して視野を狭めずに、多種多様な見方をできるようになりたいです。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございます。この記事があなたの人生の新たな気づきになれたら幸いです。今後とも宜しくお願いいたします♪♪
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