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SEO検定公式テキスト1級 2025・2026年版の概要・おすすめポイント:書籍レビュー

「AIって使ってます?」
「SEO的にはどうですか?」
「他社さんの動向とかわかります?」

取引先からAIに関する質問を受けるケースが出てくるようになり、Webライターとしてどのように答えるべきか迷う場面がありました。

noteでもさまざまなWebライターさんがAIについての見解を語っていますが、個人の考えを例に挙げてもクライアントに納得してもらうのは難しいですよね。

そこで、AIについて根拠をもとにSEOライティングとの関係性を伝えられるように情報収集をしていたところ、SEO検定公式テキスト1級の2025・2026年版が「AI時代のSEOに完全対応」しているとのことだったので、購入することにしました!

結論として購入して正解でした。今後、WebライターとしてAIとどのように関わっていけばよいのか指針が明確になりました。また、全日本SEO協会による見解なので、クライアントに自信を持ってAIの活用方法を提案できるようになりました。

引き続き、SEO検定公式テキスト1級 2025・2026年版の評判がわかるよう、概要とおすすめポイントをレビューします。

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SEO検定公式テキスト1級 2025・2026年版の概要

SEO検定公式テキスト1級は、全日本SEO協会が実施しているSEO検定の最上位資格です。

今回の最新版では、「生成AIを使ったSEO」と「SEOを取り巻く環境の変化とその未来」の項目で生成AIをSEOに導入することに対する見解が明快に述べられています。

検索順位向上に役立つAI以外のトピックも満載です。「Googleの検索ランキングシステム」では、Googleがどのように検索順位を判定しているのかが、個別システムの名称とともにわかるようにまとめられており、「検索順位の復旧方法」で検索順位が落ちる原因を12個も紹介しています。

これらの内容を知っていることをクライアントにアピールできるだけでも、仕事を獲得しやすくなるように感じました。

スキルアップしたいWebライター中級者・上級者にとってはマストになる一冊だと思います。

私はクラウドソーシングサイトが始まって間もないころから長くSEOライティングをしていますが、購入して本当によかったと思いました。お金を出さないと有益な情報が手に入らないという、よく世間でいわれるありきたりなフレーズが思い浮かんだくらいです。

なお、Webライター初心者の方でも、SEOに関してある程度自分で調べてわかるレベルであれば、1級といえども役立つかもしれません。4級からあるので、初級レベルから順に学んで購入していくとよいのではないでしょうか。

1級の内容が役立ったので、私も4級~2級の書籍が気になってきました。もし購入したら記事化したいと思います!

SEO検定公式テキスト1級 2025・2026年版のおすすめポイント

引き続き、SEO検定公式テキスト1級のおすすめポイントをまとめてみます!

おすすめポイント1.SEOライティングにAIを活用できるようになる

おすすめできるポイントは、AIが生成したコンテンツの問題点を理解したうえで、SEOに応用する方法を解説している点です。

AIは専門性・信頼性・オリジナリティが欠如しているという前提のもとAIを補助ツールとして活用する方法を取り上げています。

たとえば、既存ページの加筆修正、メタディスクリプションの記述、見出しの作成、記事内における特定部分の編集などへの活用です。

実際にAIに流した文章と命令文をセットで掲載しているので、参考にすればすぐにAIを執筆活動に使えるようになります。

驚いたのが、音声録音の活用方法です。話した言葉をYouTubeで文字お越ししてAIに流し込んで、きれいな文章に編集させる方法が記載されていました。

下手をすると「インタビューや取材後のライティングの仕事がなくなってしまうのではないか?」「対談相手だけ用意すればよくない?」といった恐怖すら覚えました

Webライターとして今後残る仕事、今後になくなる仕事を考える本としてもおすすめです。

おすすめポイント2.SEO対策でやってはいけないことがわかる

SEO対策ではよかれと思ってやったことが検索順位を下げることがあります。

たとえば、初心者がやってしまいがちなのが、同じ発音を嫌気がさすくらい何度も別表記で表記する方法です。

同書では「ひな人形(雛人形)」という表記を何度も記載するのは、サイト運営者の独りよがりな目的のためでしかないとし、ユーザーのためではないとしています。不必要な同意語の表記を削除するだけで検索順位が復旧した例もあるとのことでした。

この点は私もあまりよくないと思っていましたが、実務では同意語の繰り返しが目立つ構成を提示してくるクライアントもいます。根拠がないと否定できませんでしたが、同書を読んだ今なら誤りを指摘できます。

まとめ

このように同書では、SEO対策でやってはいけないことが盛りだくさんでわかります。SEOライティングを実践してきた人ほど、スポンジが水を吸収するように、SEOの知識がさらに深まっていくのではないでしょうか。

注意点としては、モバイル向けのSEO対策、地元客の集客対策などの情報も含まれていることです。人によっては不要かなと思う方もいるかもしれません。私の場合は、結果としてSEOの考え方を深めるのに役立ったと感じており、あまり気にはなりませんでした。

リンクを貼っておきますので、気になった方はぜひ購入を検討してみてくださいね!

なお、全日本SEO協会では世界一やさしいブログSEOの教科書1年生という書籍も出版しています。こちらはブログ運営向けにSEOの基礎知識を解説した本です。

ブログ初心者・Webライター初心者ともにSEOとは何かがわかるような内容となっています。レビューした記事がありますので、気になった方はぜひご一読ください。

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