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漫画の描き手の立場から「note」と「BOOTH」を比較メモ

「note」に有料で漫画をアップしてから”そう言えばpixivにも物販もDL販売も出来るサービスが出来てた様な…”と思い出して、両者を使って試してみてあれこれ考え込んだ事項。

●「note」は画像を売る(WEB閲覧+メール添付データ)場合、横1280ピクセル以上には仕様で出来ない。かなり横長となる漫画見開き画像には明らかに向かない。アップする側はスマホ閲覧を意識すべきか。

対してpixiv連携の「BOOTH」は1アカウント総量1GBのスペースに自由にファイルを置いてそれを売る形。したがって画像のサイズは自由(実際に販売されている形式はPDF(アップロード者が作成)、あるいはPDFに連番JPEGを同梱した形が多い模様)。上限容量のリミットはあるがnoteより高解像度で販売出来る。

●ついでに音楽の場合、「note」では一曲単位でしか売れないが「BOOTH」ではファイルの数や形式が自由なのでアルバム単位等で販売可能。またゲーム等、デジタルデータなら何でも販売出来る。

●DL時に引かれるシステム利用料。「note」もシステム側10%と十分低いが「BOOTH」はゼロ%(!)。
https://note.mu/terms
https://booth.pm/faq


●一方で「BOOTH」自体にはコミュニティ的機能は殆ど無く、連携するpixivに依存している。ID登録+売り場まで来て貰う敷居はなかなか高い。どうしてもコア同人的な内容が中心になるか。
DLしたものをWEBで見られたりビューワーが用意されている訳ではないので、買い手にある程度のPCスキルがあることが前提でもある。
pixivとnoteにそれぞれ来る人々の「属性」は今のところ恐らく、大きく違う。
「note」はコアな漫画と言うより、より広い層向けのコミュニティ機能を含めて何かを”お互いに買う”と言う形か。

●「note」と「BOOTH」で同じ漫画を売ろうとする場合、価格と画像クオリティのバランスをどうするかは一考した方が良いかも知れない。



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