わずか3年で、ゼロから、国内最大のディズニーメディアを生んだ経緯|成功の要因と、駆使した戦術
こんにちは。個人事業主の寄金佳一です。
仕事は「遊び・趣味・興味と一致するもののみ」がポリシーですが、その一つに、Webメディアのディズニーセクションの、ディレクター(制作総指揮)業があります。
(我が家は、東京ディズニーリゾートの年間パスポート所持をはじめ、ディズニー映画は映画館ですべて観るなど、ディズニーファンです)
ぴあ株式会社が運営する『ウレぴあ総研(ディズニー特集)』。
現在、国内でもっとも多くの、ディズニー関連コラムを配信しているメディアです(2016年1月時点で、月間制作数・約50〜80記事)。
実は、ほんの3年前まで、『ウレぴあ総研』には、ディズニー記事は、ほぼありませんでした。
いかにして、ゼロからスタートし、国内最大級のディズニー情報を誇るWebメディアを作り上げたのか、成功の要因は何か、具体的にどのような戦術を駆使したのか、を解説していきます。
なお、当然ながら、業務上の守秘義務がありますので、業務に携わらなければ知り得ない情報は、記載していません。公になっている事実のみを元に、制作総指揮を務める私が、どのように考え、どうのように行動したか、が話の柱となりますので、ご了承ください。
いかにして優れたコンテンツを制作し続けるか
「Content is King」
メディア関係者ならば、常識です。
一般家庭へのインターネットの普及にともない、世の中を流通する情報は爆発的に増え、飽和しています。
ただ記事を制作して、公開するだけでは、満腹の人に、さらに多くの料理を見せるようなもの。
読者を獲得し、増やすのは、極めて困難です。読者が付かなければ、予算も付かず、メディア規模の拡大はままなりません。
いかに “価値のある” 記事を制作し、継続していくか。
メディア活動の肝は、コンテンツの質に集約されます。
だから、私がディレクター業の話をいただいたとき、真っ先に考えたのは、「優れたコンテンツを多数生み出し、継続していける見込みがあるか」という点です。
実は、考えるまでもなく、明確に勝算がありました。
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