楽天証券かぶツミ®のデメリットはある?手数料が高いか・実際に使ってみた評判も紹介

楽天証券で「かぶツミ®」と呼ばれる、国内株式の積立サービスが始まりました。

これから配当金生活を目指したい人は特にチェックしておきたいサービスです!

このページでは、かぶツミ®を使う上での注意点や、手数料は高いのかについて解説していきますね。

かぶツミ®で積立設定するやり方や、実際に使ってみた評判も紹介していますよ。

参考:楽天証券でかぶツミ®を使うにはこちら

楽天証券「かぶツミ」はお得?手数料を抑えて使うおすすめの方法・積立設定のやり方を紹介

かぶツミ®とはどんなサービス?

かぶツミ®を使えば、楽天証券で国内株式の積立ができます。
主なサービス内容は以下の通りです。

  • 3,000円もしくは1株から積立可能
  • NISAにも対応
  • 楽天ポイントが使える
  • マネーブリッジで自動入出金できる
  • スマホサイトからのみ設定可能
  • 新NISAでも使える

かぶツミ®はスマホアプリのiSPEED(アイスピード)では取引できません。楽天証券のスマホサイトでの取引になりますよ。

株を売買するときの手数料については、このあと詳しく紹介しますね。

かぶツミ®のデメリットについて

かぶツミ®の特徴やメリットを紹介しましたが、デメリットがあるのかも気になるところです。

かぶツミ®のデメリットになりそうな点を、以下にまとめてみました。

  • 1株単位での積立になる
  • 積立のタイミングが「毎月」か「毎週」に限られる
  • 楽天カード決済には対応していない

かぶツミ®は1株単位での積立になるため、設定した金額によっては思うように購入ができないことも。

たとえば3,000円で設定していて株価が2,000円だった場合、購入できるのは1株のみで、ぴったり3,000円分を積立できる仕組みではありません。

また、投資信託の積立とは異なり、楽天カードでの決済はできませんので注意しましょう。

かぶツミ®の手数料は高い?

楽天証券のかぶツミ®を使おうかと迷っているなら、手数料が高いのかも知っておきたいですよね。

まずは多く利用するであろう、単元未満株取引の手数料から紹介します。

取引手数料
買付手数料無料
売却手数料無料
スプレッド(寄付取引の場合)無料
楽天証券 単元未満株取引の手数料

以前はスプレッドと呼ばれる手数料が買付のたびに株価の0.22%発生していました。

しかし、2023年12月からスプレッドも無料になったため、手数料がかからなくなりました!

ちなみに、関連サービスのかぶミニ®で「リアルタイム取引」をする場合は所定のスプレッドが発生します。

かぶツミ®であれば「寄付取引」になるので、単元未満株取引の手数料やスプレッドは無料で利用できますよ。

単元株での積立で手数料を無料にする方法

楽天証券のかぶツミ®は、積立設定するときに株数指定もできます。

この株数指定で単元株と同じにすると、先ほど紹介した単元未満株取引の手数料ではなく、通常の現物取引手数料が適用されますよ。

手数料のコースを「ゼロコース」に設定しておけば、単元株での積立でも手数料は無料です。

「いちにち定額コース」に設定している場合でも、1日100万円以内の取引であれば手数料無料ですよ。

参考:楽天証券でかぶツミ®を使ってみるにはこちら

楽天ポイントが使えるのがお得!

楽天証券のかぶツミ®で株を買うときは、楽天ポイントが使えます。

1ポイント1円から使えますので、毎回使いたいところです。ポイントで株を買えれば、その分だけ節約になりますし、ポイントを現金化できます。

利用方法は以下の通りです。

  • すべての利用可能ポイントを使う
  • 毎日の利用上限ポイントを設定
  • 毎月の利用上限ポイントを設定

特にこだわりがなければ、「すべての利用可能ポイントを使う」を設定すればいいと思います。

楽天市場やお店でポイントカードを提示して貯めたポイントを株に回せるのはお得ですね!現金化しているようなものです。

かぶツミ®を使って積立設定するやり方

ここからは、実際に楽天証券のかぶツミ®を設定する手順を紹介しますね。私自身が設定してみました。

まずは楽天証券のスマホサイトにログインして、かぶツミ®設定画面に移動します。

そこで積立したい銘柄を選びましょう。

▼銘柄を選ぶと以下のように、積立設定ボタンが出てきます。

楽天証券のかぶツミ設定手順

▼積立設定ボタンを押すと、次の画面では積立指定日と買付方法を選びます。

私は毎月20日と株数指定を選びました。

楽天証券のかぶツミ設定手順

▼次の画面では、1回の注文株数・ボーナス設定・口座区分・ポイント利用の設定を行います。

今回は10株が単元株になっている銘柄を選び、キリよく10株を選びました。

ポイントはもちろんすべて利用にしています。

楽天証券のかぶツミ設定手順

▼次の画面に移動すると、これまでの入力内容確認になります。さいごに取引暗証番号を入力して「設定する」ボタンを押すと積立設定完了です。

楽天証券のかぶツミ設定手順

▼積立設定を確認すると、ちゃんと反映されていましたね。

楽天証券のかぶツミ設定手順

【評判】かぶツミ®での購入履歴を紹介

その後、実際に積立購入できているのを確認しました。

今回は単元株での購入のため、通常の現物取引手数料が適用されましたよ。

手数料のコースを「いちにち定額コース」に設定して1日100万円以内の取引だったので、しっかりと手数料無料です。

楽天証券のかぶツミで購入した株

一度積立の設定をしておけば、あとは自動的に株を買い続けてくれますので、気づけばもらえる配当金も増えやすいですよ。

さいごに

楽天証券のかぶツミ®は単元株未満かつ少額から株を積立できるので、配当金をもらう習慣を作りやすいです。

私自身も配当金だけで生活できるようになりたいと思っているので、早速かぶツミ®を使って設定しておきました。

おそらく楽天証券以外の証券会社も同様のサービスが今後出てくるかと思いますので、急がないなら出揃ってから検討でもいいかなと思います。

これを機会に楽天証券を使ってみるなら、以下のページから楽天証券のサイトに移動できますよ。

参考:楽天証券のページはこちら

かぶツミ®に抵抗があるなら、似たサービスでまずは1株から買える「かぶミニ®」を使うのもおすすめです。