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終電間際、車内の床に“謎の液体”が流れてきて衝撃。本人は何事もなかったように「無の境地」で…

「小遣いが足りない!」「電車で飲むのが最高!」

3人組の声量はどんどん大きくなり、ついつい聞き耳を立ててしまったが、 「年金が早く欲しい」 「嫁がうるさくて家に帰りたくない」 「小遣いが少ない」 などなど、非常にどうでもいい話であり、赤の他人からすると「わざわざ電車で酒飲みながらするほどの話なのか?」という疑問が湧いてくるほどだった。 最終的に彼らは「居酒屋は高くて行けない。電車で飲むのが快適で最高!」という話で盛り上がっていた。

グリーン車のトイレを堂々と利用

筆者が乗っていたのは20分ほどだが、その間に「ちょっとトイレ」とグリーン車のトイレを使用したり、奥さんに「今日は夕飯いらない」と電話したり、やりたい放題だった。 自分たちよりも年配の客が近くに来たときは「お前立てよ!」「いや、お前が立てよ!」と楽しそうにじゃれあっていたが、当然そんな酒盛りが行われている優先席なんて誰も座りたくない。もしも、これが自分の身内だったら「絶対にやめろ」と言いたくなる。恥ずかしすぎる。
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終電間際の小田急線で「もう無理!」
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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