過労で心の病 30代が最も多い 厚生労働省まとめ
コメント
注目のコメント
深刻な問題です。5年余りで労災に認定された2000名中368名、つまり年平均74名が自殺されている。この数字はあくまで労災認定者の中での数字。問題はうつ病と副腎疲労が良く似た症状を呈すそうです。某医師が実際にうつ病と誤診され、回復する過程で副腎疲労と判明し全快された経験があります。その医師は経験を活かし分子栄養医学を実践されています。副腎疲労であればビタミンC摂取で相当改善します。今年からストレス・チェックが従業員50名以上の事業所に義務付けられました。PCで簡単な問診に答え、問題あればまず産業医が面談し、その次に心療内科医が診断します。産業医と心療内科医がうつ病と副腎疲労を間違えて抗うつ剤を処方しないか心配です。場合によっては薬の副作用で自殺を助長する可能性すらあるからです。笑えない話です。
うつ病を扱っている医者としては、20代の発病率が低いという実感はありません。
20代だと、職場環境に耐えられないと、会社を辞める人が多く、結果として重症化を回避できているケースが多い。
30代になって、家庭や部下ができると、辞められないから、重症化し、自殺まで至る人もいる…。
すぐに会社を辞める若者を悪くいう人がいますが、私は大反対です。
うつ病になったのに、違う会社に入ったら、心身ともにタフに頑張れる人はいっぱいいます。
私のクリニックでは、光トポグラフィー検査のデータで、仕事の適材適所のアドバイスもしています。
特に、双極性障害と似たデータなんだけど、双極性障害ではないという人は、職場を変えた途端、スゴい才能を発揮する人が多いです。
政府には、仕事の流動化の促進を、もっとしっかりやってほしいです。責任は増すばかりなのに働く意義や価値に思い悩む時期。
自分の役割やアクションがどのように社会に影響し役立つのか、その手応えを実感できないことが多い。
「自分は組織の『部品』にすぎない」という感覚。これは、働く意欲をくじき、苦境で「踏んばる」気概を失わせてしまう。
居場所を作ってあげることでしょう。既婚者であれば、互いにサポートしてフォローしあえるパートナーや家族の存在があれば、帰ってこれる場所がある。頑張り続けることに疲れたときに、そんなに無理しなくていい。いてくれるだけでいいんだから。その想いが支えになる気がします。
「ちょっと一休み」
これが簡単に言い合える、できる組織や社会を作っていきたいと強く思います。