八ヶ岳南麓高原湧水群の一つ、女取(めとり)湧水(山梨県北杜市)でカイミジンコの新種が発見された。甲斐市出身で北海道大の大学院生、宗像みずほさん(27)らの研究グループが昨年末、動物学の国際総合誌「ZoologicalStudies」に発表した。初めて見つけてから5年をかけて研究を続け、発表に至ったという。(米山裕之)カイミジンコは左右に2枚の殻を持った甲殻類で、川や海など多くの水域に生息する。国内で約120