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野球 コラム 2024年12月2日

【横浜好き】『NPB AWARDS』で表彰されたベイスターズの選手

野球好きコラム by 大久保泰伸
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横浜DeNAベイスターズ

早いもので、今年もあと1ヶ月。シーズンオフもたけなわといったところですが、この時期は表彰式のシーズンでもあります。2024年のプロ野球を飾った面々の晴れ舞台、ベイスターズからは誰が選ばれ、誰が惜しくも選ばれなかったのでしょうか。

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11月26日に行われた『NPB AWARDS 2024』では、『ベストナイン賞』に山本祐大が選出されました。捕手部門で251票を集めた山本は、2位の坂倉将吾(広島)の29票を大きく離しての文句なしの選出となりました。

惜しかったのが、二塁手部門の牧秀悟で、1位の吉川尚輝(巨人、164票)と34票差(130票)の2位。一塁手部門でも、オースティンが1位の岡本和真(巨人、187票)に次ぐ2位(117票)でした。宮崎敏郎も三塁手部門の2位ですが、投票数は13票で、266票で1位の村上宗隆(東京ヤクルト)に大きく差をあけられています。

その他のポジションでは、投手部門で東克樹が3票で4位。外野手部門で佐野恵太が9票で7位、井上絢登、梶原昂希にも1票ずつ(10位タイ)が入っていますが、記者投票で選ばれるこの賞、井上を選んだのはやはりベイスターズ担当記者なのでしょうか。

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28日に発表された『三井ゴールデン・グラブ賞』(GG賞)でも、捕手部門で山本が選出されています。こちらも217票でダントツと言える票数ですが、2位が巨人の岸田行倫(巨人、31票)ということで、守備部門での賞ということがうかがえます。

GG賞も選出は山本のみですが、投手部門の東は1位の菅野智之(巨人、93票)とわずか7票差(86票)の2位で惜しくも表彰を逃しています。三塁手部門の宮崎はこちらも2位ですが、49票と投票数は増えています。また、三塁手の1位は坂本勇人(巨人、168票)で、ベストナインの村上は4位(12票)ということを考えると、宮崎は攻守で高評価を受けている存在だとも言えそうです。

外野手部門で5位の桑原将志(81票)は、今季も代名詞となっているダイビングキャッチでたびたび球場を沸かせましたが、106試合出場で規定打席にも達しておらず、もう少し出場試合数が多ければ、といったところでしょうか。

NPB AWARDSではファームの表彰も行われ、選考による選出ではベイスターズから優秀選手賞として石田裕太郎が選出されています。さらにスポンサー表彰では、サンケイスポーツ選定と、スポーツニッポン選定の優秀投手賞と新人賞に庄司陽斗、日刊スポーツ選定の努力賞として渡辺明貴が選ばれています。

大卒1年目の育成選手である庄司は、21試合に登板して8勝、防御率2.35と、規定投球回をクリアした選手で、いずれもリーグ2位の好成績で2部門での選出となりました。

余談になりますが、その庄司を抑えてイースタン・リーグの最優秀防御率投手賞、最多勝利賞、さらに勝率第1位投手賞と投手3冠に輝いたのが、2022年オフにベイスターズから東京ヤクルトに移籍した阪口皓亮で、移籍3年目の来季は大ブレイクの可能性もあるかもしれません。

NPB AWARDSではもう1人、正力松太郎賞に三浦大輔監督が選ばれています。正力賞は日本シリーズ優勝監督が自動的に選ばれる賞、と揶揄する声もありますが、これまで選出された豪華すぎる顔ぶれを見ると、三浦監督も日本の野球史に名を残す存在になったんだなと実感します。

一軍、二軍とも日本一になった今季のオフは、表彰式でもベイスターズが存在感を発揮しています。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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