リコーから「CX2」の後継モデルとなる、低ノイズを売りにした「CX3」が発表されています。
高感度・低ノイズ性能が特徴ということですが「GR DIGITAL III」が搭載しているノイズリダクションのアルゴリズムが用いられているそうです。
さらに、28-300mmと広角でありつつ、光学10倍ズームと、リコーの良いところが詰め込まれた一台という感じです。「GR DIGITAL III」もいいけれどズームも欲しかった、という人にはピンポイントの一台ではないでしょうか。
少ない光で明るく撮れる、裏面照射型CMOSセンサー搭載です。1cmマクロはもちろんですが、5コマ/秒の高速連写も可能なのですね。
実売価格が気になるところですが、4万円台半ばの見込みだそうです。
これまでだったら「PowerShot S90」はダントツでコストパフォーマンスが良くてお勧めだったのですが、もう少し高くても良いというのなら「CX3」でしょうね。
猫の顔を検出する「ペット」モードがあるらしいですよ。
Amazonだと45,000円くらいです。
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ノイズリダクションに「GR DIGITAL III」が搭載するアルゴリズムを採用。JPEG画像を生成する前の段階で処理を行なうことにより、ノイズを効果的に低減するという。ノイズ軽減量の設定は、CX2の「OFF」、「AUTO」、「弱」、「強」に加え、新たに「MAX」を追加。画像データの分布を解析し、領域に応じて分散推定式の最適な処理を行なうとしている。
通常、CMOSセンサーは受光面の手前に配線が位置するため、レンズを通して入り込んだ光の一部が配線によって遮られてしまうが、裏面照射型CMOSセンサーは配線と受光面の位置を逆とすることで効率良く光を受光面に当てることができる。これにより、感度向上やノイズ低減が見こめ、低照度環境下での画質向上につながるとしている。
対象となるのはCX3のツートン(ライトグレー×ピンク)カラーモデルで、トップパネルを標準のピンクからブルー/グリーン/オレンジ/パープル/シルバーの5色より好みのものへ変更できる(CX2発表時も同様のサービスが行われたが、その際に用意されたパネルはライムイエロー/シルバー/ライトブルーの3色)。