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本当は我慢してる?全く怒らない猫の心理とは

本当は我慢してる?全く怒らない猫の心理とは

驚くほど物静かで温厚な猫がいます。このような猫は滅多なことでは怒りません。本心ではどう思っているのでしょうか?今回は怒らない猫が日頃感じていることを、仕草や行動から見ていきたいと思います。

心が広いの!?温和な猫の気持ち

女性に抱っこされて鼻にキスをする猫

猫は嫌なことをされると、容赦なく威嚇します。もちろん手加減はしているでしょう。しかし、中には穏やかでほとんど怒らない猫がいます。

このように温和な猫は、本当に怒っていないのでしょうか?猫の行動や仕草などから、本音に触れてみたいと思います。

内心はムッとしていることもある

不機嫌そうな表情の猫

直接威嚇したり、攻撃したりするようなことがないからといって、全く怒っていないわけではありません。内心はムッとしていることもあります。猫の表情は読みにくいものですが、よく見ると睨みを利かせていることがあります。

また、しっぽをバタンバタンと叩きつけるような仕草が見られる場合や、耳が後ろに反れるイカ耳になっているのであれば、紛れもなく怒っています。温厚だからといって油断は禁物です。

相手が幼い子どもだから仕方ない

寝ている赤ちゃんのそばで休む子猫

赤ちゃんや幼い子どもの場合、通常は威嚇されてもおかしくない状況でも怒ることなく許す傾向にあります。これは一説によると、においや容姿から危険ではないと判断しているようです。さらに"守るべき対象"として認識していることがあるようです。

だからといって、そのままにしてはいけません。持続すればストレスがかかってしまいます。まだ十分に理解できない子どもを叱ることはできない代わりに、愛猫に休息をさせてあげましょう。子どもから離れた部屋で、のんびりと過ごせる空間を作ってあげてください。

特別嫌ではないので怒らない

飼い主に爪を切られる猫

猫にも個性があります。抱っこや爪切り、構いすぎは猫が嫌がる定番の行為です。しかし、全ての猫が等しく嫌がるわけではありません。

甘えん坊で常に飼い主さんと一緒にいることを好み、構ってくれないとへそを曲げてしまう猫もいます。そして、往々にしてこのタイプの猫は抱っこも好みます。怒らない猫の中には、普通であれば拒否するような行為を嫌なこととして認識していないことがあります。よって特別怒る理由がなく、飼い主さん主導で身を委ねてくれるのです。

穏やかでも堪忍袋の緒は切れる

怒って牙をむく猫

怒らない=何をしても大丈夫ということはありません。比較的穏やかで、性格的に他の猫と嫌がるポイントが異なるに過ぎません。どれほど温和な猫であっても、苦手なことが持続すれば確実にストレスが溜まります。

そして忍耐強い猫は怒らないだけでなく、体調不良も隠してしまうことがあります。穏やかなことに感謝しながらも、きめ細やかな気配りをしてあげてください。

たとえ大人しい性格の猫でも、堪忍袋の緒が切れることは十分に有り得ます。耳やしっぽ、瞳孔の開き具合をよく観察するようにしましょう。

まとめ

カイ

「仏の顔も三度まで」というように、たとえ穏やかな性格の猫でも絶対に怒らない保証などありません。やはり嫌なことは嫌なのです。

本当に拒否していないか、知らぬ間に怖い思いをさせていないかなど、注意深く接してあげてください。そして、喜ぶことは積極的にしてあげましょう。

温和な猫は生まれ持った気質もありますが、環境による影響も大きいものです。優しく穏やかな猫に育ってほしいと願うのであれば、飼い主さんがこれらを実践するように心がけましょう。

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