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「演劇ドラフトグランプリ」は、荒牧のプロデュースで2022年より開催されてきた“ガチンコ演劇バトル”。3年目にしてファイナルとなる今回は、荒牧、
オープニングアクトには、昨年の参加劇団「一番星」から派生したアイドルグループ・THE FIRST STARが登場。ペンライトの光が揺れる中、よしぽん(荒牧)、ゆーくん(福澤)、ハニー(
優勝した劇団「雪猿」が上演したのは、
イベントでは劇団「雪猿」のほか、4チームが個性豊かな作品をぶつけ合った。劇団「演劇やろうぜ」は、
劇団「アクタゴン」は、小道具なし、白い衣裳というシンプルな装いに立ち返り、
3年目を迎えた今回の「演劇ドラフトグランプリ」は、過去2回の試行錯誤の積み重ねが実を結び、粒ぞろいの作品が並んだ。出演者・演出家たちのファイナルにかける思いが投影されたかのような、生と死を扱う作品や、“武道館の空間を生かす”だけでなく、“武道館で誰もやったことがないことをやる”などの挑戦的な作品が目立った。
表彰式でグランプリの劇団名が山寺により読み上げられると、劇団「雪猿」の面々は拍手を浴び、ナビゲーターの阿部から座長の荒牧に優勝旗が贈られた。三浦は感謝を口にしながら「プロデューサーであり座長の荒牧さんに、どうしてもグランプリを獲っていただきたいと思っていました。最初、メンバーのみんなからは雪女の設定に疑問を持たれたのですが、私は本気でした(笑)。みんなと熱くやりました!」と清々しい表情でコメント。荒牧は「プロットをいただいたときは、『この人、酒飲みながら書いたのかな?』と思ったのですが(笑)、(三浦が)お客様を楽しませることに集中している様子に、僕自身も『真剣に臨まねば』と思いました」と振り返り、優勝の喜びを語った。
最後に荒牧がプロデューサーとして、「勝手ながら、2.5次元の分野で活躍するキャスト・クリエイターの才能たちをいろいろな方々に認めてもらいたいという思いで、ここまでやってきました。僕が歩いているのは道なき道なのではないかという不安も抱きましたが、ふと後ろを振り返ると立派な道ができていて、たくさんの人たちが歩いている。僕の願いは達成されていると思います」と心境を語った。さらに、演劇やエンタテインメントの世界の可能性の多さに言及しながら、「道ができ、人が集まれば、それは1つの町、1つの文化となります。僕は2.5次元が1つの文化になり得る、心からそう思っています」と言葉に力を込める。「演劇ドラフトグランプリ」については「ここにいる仲間や、ファンの方々が心からの笑顔で楽しんでくれました。ひとまずは区切りをつけて、それぞれの道を歩んでいければ」と述べ、ファンに向けて「いつもそばにいてくれてありがとうございます」と感謝を伝えた。
なおシアターコンプレックスTOWNでは、見逃し配信が1月5日まで行われる。12月20日20:00からは本編映像に加え、メイキング映像も視聴可能となる。
演劇ドラフトグランプリ THE FINAL
2024年12月10日(火) ※公演終了
東京都 日本武道館
スタッフ
総合演出:
荒牧慶彦チーム
演出:
染谷俊之チーム
演出:
玉城裕規チーム
演出:
七海ひろきチーム
演出:
須賀健太チーム
演出:
出演
総合司会:
ナビゲーター:
現場レポーター:
荒牧慶彦チーム
座長:
劇団員:
染谷俊之チーム
座長:
劇団員:
玉城裕規チーム
座長:
劇団員:
七海ひろきチーム
座長:
劇団員:
須賀健太チーム
座長:
劇団員:
※高木俊の「高」ははしご高、山崎晶吾の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
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ユズカカナタ @kanataminaduki
「演劇ドラフトグランプリ」最終章が閉幕、荒牧慶彦「2.5次元が1つの文化になり得ると心から思う」 https://t.co/ApTKA42QFn