第76回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された本作は、英国史上でもっとも悪名高いとされる暴君ヘンリー8世と、彼の6番目にして最後の妻キャサリン・パーが生き残りをかけて闘う宮廷サバイバルスリラー。舞台となるのは16世紀の英国。イングランド国教会を設立したヘンリー8世に対し、キャサリンはプロテスタントの信念にもとづき国をよりよい未来へ導きたいと願っていた。しかし国王と対立する意見を持っていることを告発され、政治的陰謀が絡み合う宮廷で“異端の証拠探し”に巻き込まれる。
ヘンリー8世と望まぬ結婚をしたキャサリンにヴィキャンデル、在位38年間で離婚と処刑を繰り返したヘンリー8世にロウが扮した。ロウがヘンリー8世を演じるうえでこだわったのは“匂い”。馬上槍試合での落馬により脚がひどく腐っていたというヘンリー8世の強烈な匂いを再現するため、ロウは血・糞尿・汗を感じさせる香水をつけて撮影に臨んだ。
監督は「見えざる人生」のカリン・アイヌーズが務めており、本作がブラジル人のアイヌーズにとって初の英語作品となる。キャストには
YouTubeで公開された予告編には、ヘンリー8世の「他の王妃たちよりも卑劣な女か?」「また繰り返しか!」「首をはねてやる!」という言葉や、キャサリンがヘンリー8世に向けた「私たちは地獄行き。覚悟はできています。あなたは?」というセリフが収められている。
「ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻」の配給はロングライドが担う。
岩本ナオ🌿マロニエ王国は今9巻 @iwmt70_2
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