新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。屈曲試験機を用いた充電ケーブルの耐久検証や、陸上競技場でのランニングウォッチの測定精度検証などに取り組んできた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
今回ご紹介したDell 27インチ ゲーミング モニター G2722HSは、性能のバランスがよいのが魅力。はじめてゲーミングモニターを使う人にも、おすすめの1台です。
実際にFPSゲームをプレイしたモニターからは、明るく色鮮やかな画面が見やすいと好評でした。注視するとフルHD画質と感じるものの、細部まできれいに描画できています。チラつきもないため、初期設定のままでもOK。画面設定の変え方がわからなくても、見やすい画面でゲームを楽しめます。
165Hzの高リフレッシュレートなので、映像もなめらかでした。視点変更や照準移動など、急な操作をすると多少残像感がある程度で、実際のゲームプレイには支障ありません。入力遅延もほぼなく、FPS・TPSをストレスなくプレイできる性能です。
執筆時点における、公式サイトでの価格は65,780円(税込)。価格は比較的高めですが、画面のフチが薄い27インチの大画面モニターで、ゲームの世界観を楽しんではいかがでしょうか。
テキサス州に本社を置く世界最大級のパソコンメーカー、DELL。
今回ご紹介するG2722HSは、3辺のフチを薄くしたシームレスな画面が特徴です。長時間のゲームプレイ向けにスタイルが強化され、熱を逃がす外部通気口が設けられています。
TUV低ブルーライト ハードウェア ソリューションが内蔵されているのもポイントです。リアルな色彩を維持しつつ、ブルーライトを低減します。
ゲーム機やPCなど再生側のフレームレートを問わず、チラつきのないゲームプレイを実現する「AMD FreeSync Premiumテクノロジー」も内蔵。機能をONにすれば、もっとゲームに没入できますよ。
モードは、スポーツ・FPS・RPGの3種類です。ゲームタイトルに合わせてモードを変更することで、状況に応じて優れたパフォーマンスを発揮します。
本体サイズは幅611.6×奥行き363.41×高さ492.95mm。スタンドは100mmの高さ調整・-5/+21の角度調整に対応しており、適切に調節することで目や首への負担を軽減できます。
入力端子は、HDMI×2・DisplayPort・ヘッドホン用の計4つ。スピーカーは非搭載なので、サウンドつきでゲームを楽しみたい場合には、ヘッドホンを購入しましょう。
検証①:画面のきれいさ
検証②:映像のなめらかさ
検証③:入力遅延
まずは、画面のきれいさの検証です。
240fps・4K画質の両方に対応したハイスペックなゲーミングPCとHDMI2.1ケーブルを使用し、FPSゲーム「VALORANT」をプレイ。ガジェット専門YouTuberのモニ研さんご協力のもと、各商品の画質・色彩・明度をチェックしました。
実際に画面をチェックしたモニターからは、一見して画面が見やすいと感じると好評でした。フルHD画質のため、注視すると少し粗さを感じるものの、「彩度がかなり高く、色味が鮮明に表示される」「細かい部分の描画が美しい」と高評価です。
ただし、鮮明すぎるがゆえに「目が疲れやすい」との声も。初期設定より少し明るさを抑えたほうが、目への負担を抑えられるでしょう。
次は、映像のなめらかさの検証です。
引き続きガジェット専門YouTuberのモニ研さんに協力を依頼。各商品の最高リフレッシュレートでFPSゲーム「Apex Legends」をプレイし、映像のなめらかさ・応答速度をチェックしました。
なお、検証では応答速度を速めるオーバードライブ機能を使用し、適宜調整しながら確認を行っています。
FPSゲームで映像を確認した結果、映像はヌルヌルと動くことがわかりました。リフレッシュレート165Hzのスペック相応のなめらかさで、モニターからは「快適にプレイできる」と評判は上々です。
急な視点変更や照準移動など、素早い操作時に多少の残像感があるものの、実際のゲームプレイではほとんど気になりません。
最後は、入力遅延の検証です。
960fpsのハイスピードカメラと押すと光るキーボードを使用。キーボードが光ってから各商品の画面に文字が表示されるまでの時間を計測し、ラグが少ない商品を高評価としました。
入力遅延はほとんどありませんでした。キーボードを押してから画面に文字が表示されるまでにかかった時間は6.8ms。3ms程度で表示された商品もありますが、8msを超えるものもあり、特別遅くはありません。
実際にプレイして体感できるほどのラグはないため、FPS・TPSゲームも問題なくプレイできますよ。
Dell 27インチ ゲーミング モニター G2722HSは、明るく鮮明な画像が好評でしたが、最後にほかのおすすめ商品もご紹介します。
LG UltraGearは、ラグや残像が少ないモニターです。リフレッシュレート最大240Hzまで対応しており、検証ではスムーズに敵に照準を合わせられました。遅延を最小限に抑えるDASモードや、オーバードライブ機能・チラつきを軽減する機能など、FPS・TPS向けの機能も豊富に備えています。
IO DATEのGigaCrystaも、映像が非常になめらか。オーバードライブ機能より応答速度を高められるバーストモードがあり、残像感のないヌルヌルとした映像を楽しめます。内部遅延を最小限に抑えるスルーモードも搭載されているので、なるべく入力遅延が少ない商品をお探しの人にもおすすめです。
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
---|---|
モニターサイズ | 27.0インチ |
リフレッシュレート | 最大240Hz |
モニタータイプ | ワイド |
ナイトクリアビジョン機能 | |
パネル種類 | IPS |
スリムベゼル | |
USB HUB搭載 | 不明 |
HDRエフェクトモード | |
アスペクト比 | 16:9 |
照準機能(Dial Point) | |
フリッカーフリー | |
黒挿入機能 | 不明 |
表示色 | 1677万色 |
チルト機能(垂直角度調節) | |
輝度 | 400cd/m2 |
スイーベル機能(水平回転) | 不明 |
応答速度 | 1.0ms |
入力端子 | HDMI×2、DisplayPort×1 |
スピーカー搭載 | 不明 |
ブルーライト軽減 | |
ピボット機能(画面回転) | |
高さ調節機能 | |
コントラスト比 | 1000:1 |
重量 | 6.0kg |
幅 | 約61.4cm |
---|---|
奥行 | 約23.5cm(スタンドあり) |
高さ | 約43cm(スタンドあり) |
重量 | 約6300g(スタンドあり) |
モニターサイズ | 27インチ |
モニタータイプ | ワイド |
モニター形状 | 平面 |
湾曲率 | |
画面種類 | 液晶 |
アスペクト比 | 16:9、4:3 |
表面処理 | 不明 |
パネル種類 | ADS |
解像度 | 4K UHD(3840×2160ピクセル) |
表示色 | 10億7374万色 |
色域の広さ | 不明 |
色の正確さ | 不明 |
応答速度. | 18m/s |
応答速度 | 18m/s |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
輝度 | 350cd/m2 |
最大輝度(白) | 不明 |
最小輝度(白) | 不明 |
最小輝度(黒) | 不明 |
画素ピッチ | 0.155mm |
リフレッシュレート | 60Hz |
ベゼル幅 | 不明 |
フレームレス | |
フリッカーフリー | |
AMD FreeSync搭載 | |
ブルーライトカット | |
インターフェース | HDMI、DisplayPort |
入力端子数 | 3ポート |
Type-C給電機能 | |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | 不明 |
操作方法 | 不明 |
設置方法 | 据え置き |
スタンド形状 | 一体型 |
高さ調節機能 | |
角度調節機能 | 上下 |
ピボット機能(画面回転) | 不明 |
スピーカー機能 | |
カラーモードの数 | 5種類 |
リモコン付き | |
VESAマウント | |
最大消費電力 | 46W |
用途 | ゲーム用 |
特徴 | デュアルモニター向き |
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。