有線LANアダプタのおすすめ人気ランキング【2025年】

Switchのようなゲーム機やパソコンにLANケーブルを接続したい場合は、USB Type-A端子搭載の有線LANアダプタを選択しましょう。多くのパソコンには、USB Type-Aポートが搭載されています。ただし、最新のMacbookなどの薄型パソコンの中には、非搭載のものもあるため注意が必要です。

最新のMacbookや一部の新しいスマホやタブレットなどには、USB Type-C端子をチョイスしましょう。最近のパソコン以外の機器は、USB Type-AポートがなくUSB Type-Cポートだけを搭載している機器が多くなっています。端子サイズはLightningやmicroUSBと同程度なので、間違えないようにしてくださいね。

iPhoneやiPadなどのiOSデバイスに有線LANケーブルを接続したいときには、Lightning端子搭載のものが必要です。オンラインゲームをプレイしたり、高解像度の動画をデモやディスプレイなどに映し出したりする際に活躍します。

ただし、第4世代以降のiPad Airなど、一部のiPadはLightning端子ではなくUSB Type-C端子を採用しています。手持ちの端末の端子を確認し、間違わないよう注意しましょう。

従来のAndroidスマホやタブレットに接続したい場合は、microUSB端子を搭載したアダプタを選んでください。なお、2015年以降に発売された最近のスマホ・タブレットはUSB Type-Cを搭載している機種が多いため、自分のスマホに搭載された端子をしっかり確認して選んでくださいね。

LAN側の規格は、契約している回線速度を基準に選びましょう。回線速度が1Gbpsの場合、1000BASE-T以上であれば通信速度をキープできます。5Gbpsであれば、5GBASE-T以上を。最大速度10Gbpsの高速プランを利用しているなら、10GBASE-T対応のモデルがおすすめです。

ちなみに、5Gbpsであれば、無線LANよりもやや速く快適な通信速度を体感することが可能。また、2022年8月現在では10GBASE-Tが最も速く安定しており、無線LANより2倍速い通信を実現できます。

ただし、LAN側の通信速度を十分に発揮するためには、LANケーブルも同等の通信速度に対応していなければなりません。手持ちのケーブルがどの程度の速度にまで対応しているかもチェックしておきましょう。

USB側の規格は、USB3.0以降を目安に選びましょう。USB2.0の最大転送速度は480Mbpsですが、現在主流の規格でもあるUSB3.0なら5Gbpsに対応しています。1Gbps以上の回線を利用している場合は、USB3.0以上に対応している必要があります。

また、10Gbps以上の高速回線を利用している場合は、USB3.1 Gen2（USB3.2 Gen2）対応のものがおすすめ。最大転送速度が10Gbpsなので高速での通信を維持でき、LAN側での最も速い規格に対応できます。

なお、現状のLightning端子は、USB2.0規格相当の転送速度しか出せません。現状では、高速通信の恩恵を得づらい端子であることは覚えておきましょう。