P-VINE(Pヴァイン)

読み : ピーヴァイン

P-VINE(正式名称・株式会社Pヴァイン)は日本のレコード会社。1975年に創業者の日暮泰文と高地明が発行していたブルース専門誌『ザ・ブルース』の商業雑誌化のために有限会社ブルース・インターアクションズを設立。現在はブルース・インターアクションズからPヴァインに社名変更。
Pヴァインはブルースをはじめ、ソウル、ファンク、ヒップホップ、R&B、ワールドミュージックなど様々なジャンルの個性的なアーティスト・バンドの作品を世に送り出している。
元Sonic Youth、Gastr del SolのJim O’Rourke(ジム・オルーク)、元ボアダムスの山本精一、トクマルシューゴ、アルカラなどが在籍。AKRON/FAMILYのような個性的かつ中毒性のあるバンドに出会えるレコード会社。

Jim O’Rourke『Visitor』
ザ・ヴィジターザ・ヴィジター

P-VINE(Pヴァイン)の由来・意味

P-VINEは「豆の木のツタ」を意味する「Pea Vine」を由来としている。ブルース発祥の地と言われているアメリカ・ミシシッピー州のデルタ地帯に広がる綿花畑の中を「Pea Vine(豆の木のツタ)」のように鉄道の引き込み線が伸びており、20世紀初頭にはこの引き込み線を蒸気機関車が走り、黒人労働者たちを乗せたその列車は「P-VINE列車」として親しまれていた。チャーリー・パットンの『Pea Vine Blues』、ビッグ・ジョー・ウィリアムスの「P Vine Blues」などブルースの曲として歌われている。

P-VINEのイメージ映像:綿花畑の中を「Pea Vine(豆の木のツタ)」のように伸びる引き込み線を列車が走っている。

Charley Patton(チャーリー・パットン)の『Pea Vine Blues』

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