Slack を使い倒すための小技11選
(もっと余裕がうまれ、生産性が上がり、これまで以上に仕事が楽しくなるための小技の数々)
ほとんどの人が Slack の機能の10%くらいしか使っていないの、知ってた?これから紹介する小技を使えば、Slack がうんと便利になるはずだよ。
1. 任意のやりとりへすばやく移動する
Slack の“Quick Switcher”機能を使えば、見たいと思ったやりとり(チャンネルやDM)を簡単に開けるよ。呼び出すためのショートカットは ⌘+K だ(Windows なら Ctrl+K、Mac のデスクトップアプリなら代わりに ⌘+T も使えるよ)。“Quick Switcher”の入力欄はオートコンプリートが効くから、望みのチャンネル・DM・グループをパッパと切り替えられるようになってるんだ(切り替えが早すぎて :thumbsup: と入力する暇はなくなるけどね)。
おまけ: キーボードショートカットは他にもたくさん用意されてるよ。⌘+? (Windows なら Ctrl+?)で確認してみてね。
2. 直近のメンション一覧
さっき来ていた問い合わせを見失ってしまったって?Flexpane メニューにある Recent Mentions (訳注:元記事公開後の2015/3に画面デザインが変更され、Recent Mentions は独立したボタンとしてトップ画面に表示されるようになりました。)をクリックしてみよう。これまでのメンションや指定したキーワード(Highlight Words)への言及が一覧で表示されるはずだよ。気になる項目をクリックすれば、確認したかったやりとりをピンポイントで呼び出せる。
3. 未読メッセージを手軽に管理する
あとで読みたいメッセージがあるなら、オプション(Alt)キーを押しながらそのメッセージをクリックしてみよう。未読扱いになるから、もう画面を切り替えても大丈夫。どこまで読んだかを Slack が覚えておいてくれるからね。スマホアプリの場合は、メッセージを長押しすると専用メニューを呼び出せる。そこにメッセージを未読扱いにする項目があるはずだよ。
ちなみに、Slack では未読メッセージの処理方法が予め設定されているんだ。アカウントメニューの“Read State Tracking”からその設定は変更できるよ。
あと、未読じゃなくて「既読」の方の印をつけたいなら、対象のチャンネルを開いた状態で Esc キーを押してみてね。全チャンネルを既読にしたいなら Shift+Esc キー。そう、それで全てが既読になるよ。
4. 自分達のチームに合わせて Slack をカスタマイズする
カスタマイズページを使うと、絵文字を追加したり、Slack の読み込み画面に表示される初期メッセージを変更したりできるよ。slackbot の応答を変更することも出来るから、これを使ってチームのメンバーをクスッとさせたり、連絡事項を伝えたり、やる気をおこさせたりもできるんだ。「Slack でゆっくりしていってね!」ってメッセージが伝わるはずだよ。
5. メッセージのタイムスタンプは過去ログ(Archive)へのリンク
タイムスタンプはリンクになっているから、簡単に共有・参照できるよ。リンクをチャンネルに投稿すれば、こんな風に元のメッセージも表示されて便利!
簡単にリンクがはれるから、過去のやりとりから貴重なアイディアを呼び起こしたりするのも楽に出来るよ。そう、時空連続体にマウスでポチッと穴を開けてやるようなもんさ。
6. ユーザー名のオートコンプリートには @ 記号を必須にする
ユーザー名でオートコンプリートが使えるのはすごく便利なんだけど、チームの規模が大きくなると大変なことになっちゃうんだよ。Preferences の Advanced Options にあるチェックボックスにチェックを入れると、ユーザー名でオートコンプリートが効くのが @ 記号が入力されたときだけになるよ。そうすれば、英単語を入力しているときにユーザー名を表示するポップアップが出ることもなくなるんだ(“will” とか “and” を入力しようとして “William” や “Andrea” が入力候補に出続けることもなくなるよ)。
7. スターを使って to-do リストをサッと作る
メッセージ・ファイル・コメントはすべてスターを使って印を付けられるよ。未読分を一気読みしているときに見つけた「要返信」や「あとで要対応」に、どんどんスターをつけていこう。後になって Flexpane メニューを開くと、スターをつけた項目が時系列のリストになって出てくるんだ(訳注:元記事公開後の2015/3に画面デザインが変更され、 Starred Items は独立したボタンとしてトップ画面に表示されるようになりました)。これはやばいっ!整理もあっという間。
8. 編集したいときは十字キーの↑を押す
十字キーの ↑ を押すと、見ているチャンネルへの直近の書き込みを編集できるよ。
編集したい書き込みが直近のより古いものなら、その書き込みまでマウスを持っていてみよう。「歯車」ボタンが出てくるから、そこをクリックしてメニューから「編集」を選べば OK。スマホアプリで同じことをしたいなら、該当のメッセージを長押しして出てくるメニューに同じ項目があるよ。
9. 検索の絞り込みで精度をあげる
検索したいのが何かわかってるなら、便利な検索オプションを使ってみてね。 “in:#channel” に “from:user” 、“has:link” などいろいろあるから、検索結果をグッと絞り込めるはず。Tab キーを使うとチャンネルやユーザーは補完が効くからね。オプションの一覧はこちらからどうぞ。
あと、「なんて書いたかは忘れちゃったけど、いつ書いたかは覚えてるんだよなぁ」なんてこと、あったりするでしょ?
それ、わかります。そんなときは “during:month” を使って絞り込んでみてね。
10. もっと楽しよう。他のサービスと Slack を連携させる
ぼくが/わたしが好きなのは、ありのままの Slack です。そんな人もいるかもしれない。けどね、サービス連携が効いてる Slack はもっと便利でさ、ほとんどのチームでこんな連携が使えるようになってるんだ。
- Google Docs との連携を有効にすると、あのごちゃごちゃした URL がちゃんとしたタイトルつきのファイルとして Slack 上に出てくるようになるんだ。しかも、ファイルの内容がインデックス化されるから、いつでも Slack から検索できるよ。
- Twitter のユーザーストリーム:リプライや言及、その他なんでもチャンネルに流し込めるよ。そうしておけば、つながるチャンスを逃さずに済むよね。
- Slack のチャンネルから Google Hangout を始められるかって?もちろん。「いまちょっと電話いいですか?」「いいよー」入力するのは /hangout コマンド、それだけ。Google Hangout が立ち上がるよ。まじでかっ!いいっすね。
11. 書き込みを『強調』する
ほんとに「使える」小技がいっぱいあるんだ。たとえば、
• *こんな風に*書くとこんな風に太字になる
● > を行頭に追加するとその行がインデント(引用風)されるよ。さらに、段落を >>> で書き始めると、
記号のあとに書き込んだ内容が全部インデントされるんだ。さっきとの違いは、これだと「改行」も維持される、というところ。
ほら見て!こうすると何を書いてもすごくそれっぽく見えるでしょ!
どんな記法があったか、忘れることもあるでしょ。しかも入力中に。