予定外妊娠、つまりそのとき望んでいたわけではなく妊娠してしまったという件数について、バイエル薬品と東京大学の共同研究チームの発表(2019年)によると、61万件(15〜44歳の日本人女性)と推計しています。
若年層の予定外妊娠が多い日本
同発表のなかで、日本での予定外妊娠は若年層に多い傾向があり、学生の場合、出産後に復学するのは困難なことが多く、学業をあきらめざるを得ないケースも少なくないといいます。母親の低学歴がその後の所得や育児環境に影響を及ぼす可能性があるほか、10代で母親になると第1子出産後の離婚が多く、第2子出産へも影響するとして問題視しています。
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