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オープンソースのコードレビューツール「Review Board」正式版がリリース

 オープンソースのソースコードレビューツール「Review Board」の開発チームは6月20日(米国時間)、「Review Board 1.0」をリリースした。ライセンスはMIT Licenseを採用、同プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。

 Reviews Boardは、米VMwareの開発にあたって作成されたWebベースのソースコードレビューツール。ソフトウェア開発におけるソースコードの変更評価を管理するツールで、複数のレポジトリにあるコードを比較し、エラーを検出する。Pythonで作成され、フレームワークに「Django」を利用した。約2年半の開発を経ての正式版リリースとなる。

 レポジトリは、Bazaar、ClearCase、CVS、Git、Mercurial、Perforce、Subversionをサポート、MySQL、PostgreSQL、SQLite、Apache、Windows、Linuxなどさまざまなサーバーと互換性を持つ。

 オリジナルと修正後のファイルを並べて表示できるDiffビューアにより、変数やストリングの変更を容易に迅速にスポットできる。変更への評価コメントの作成や閲覧も容易にでき、複数バージョンのDiffの間で変更を表示するInterdiff機能もある。

 ダッシュボードを利用して、レビューのリクエストをチェックしたり、レビューに変更があったかどうかなどを確認できる。グループによるフィルタリング、2レベルソート、コラムのカスタマイズなどの機能もある。

「Review Board」プロジェクト
http://www.review-board.org/

「Review Board 1.0」ダウンロード
http://www.review-board.org/downloads/