Ideaworks3D、モバイルアプリ開発環境「Airplay SDK」をiPhoneに対応
Ideaworks3D Japan(本社:京都市)は2008年8月18日、マルチプラットフォーム対応のモバイルアプリケーション開発環境「Airplay SDK」を、アップルの「iPhone」「iPod Touch」に正式対応させたと発表した。移植性の高いARMネイティブアプリケーションの開発ができ、ゲーム開発との親和性が高いという。価格は要見積もり。
Airplayは、ARMプロセッサを搭載したモバイル端末向けのゲームプラットフォーム。固有の実行環境と、ARM向け単一バイナリをバインドすることで、ノキアN-Gage、BERW、Symbian OS(S60、UIQ3)、Windows Mobile、Linuxなどの多様なプラットフォームに展開が可能。C/C++の各種機能とスタンダードライブラリを包括的にサポートする。
iPhone対応では、ARM11ベースCPUや英Imagination Technologiesの「PowerVR」グラフィックスプロセッサなどのiPhoneハードウェアに最適化した。また、特徴的なタッチパネルや傾きセンサーなどのユーザーインタフェースにも対応する。
同社は英国に本社を置くテクノロジー・ゲーム開発会社Ideaworks3Dの日本オフィス。「Airplay」はコナミの「メタルギアソリッドモバイル」などに採用されている。【鴨沢 浅葱/Infostand】
Ideaworks3D Japan
http://www.ideaworks3d.co.jp/