動画編集する際、見せたくない箇所にボカシを入れることがあると思う。実写であれば顔やナンバープレートなどを、PC の操作画面であればアカウント名やパスワードなど、隠したい場面は多い。
Windows で無料で利用できる動画編集アプリ Microsoft Clipchamp にもボカシの機能が備わっている。このページでは Clipchamp でぼかしを利用する方法を紹介しよう。
Clipchamp で動画にボカシを入れる方法
Clipchamp で編集したい動画を読み込み、タイムラインにドラッグアンドドロップしよう。
サイドバーの「効果」から「ぼかし」を選択しよう。そうすると動画全体にぼかしが入るはずだ。
ぼかしの強度を変更する場合はスライダーを左右に移動させて調節しよう。
ぼかした動画を背景にして利用する場合はこのまま他の動画や画像などを合成して編集を行おう。
Clipchamp で動画の指定したシーンのみにボカシを入れる方法
上記では動画全体をぼかす方法を紹介したが、一部分のみぼかしたい場合もある。ある特定のシーンのみをぼかしたい場合は「スプリット」機能を利用して動画を分割しよう。
プレビュー画面の左下にハサミアイコンの「スプリット」があるので、これをクリックしよう。
そうすると動画が分割され、それぞれ選択できるようになる。この状態でぼかしたい範囲のみに切り分けて「効果」から「ぼかし」を選択しよう。
Clipchamp で動画の指定した範囲のみにボカシを入れる方法
動画に表示されている画面の中から一部分のみボカシを入れたい場合もある。Clipchamp には Premiere Pro のような範囲選択機能は無いようだが、その代わりにクロップ機能を利用して一部分のみにボカシを入れることができる。
ぼかしたい動画をタイムラインに二つ追加しよう。
そのうち上側の動画をクロップしてぼかし効果を入れよう。そうするとこのように動画の一部分のみにボカシを入れることができる。クロップ機能については以下の記事を参照してほしい。
Clipchamp で動画をクロップ(切り取り)する方法 | Lonely Mobiler
このように Clipchamp では簡単にぼかしを追加することができる。写したらダメなシーンはしっかり隠しておこう。
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