シビックタイプRの音質激変! カロッツェリアから7年ぶりに登場した最新型“Cシリーズ”「TS-C1740S」へスピーカーを交換してみた【PR】
「Cシリーズ」の性能をより発揮させたいならサイバーナビがおすすめ!
今回はヘッドユニットを交換できないシビックタイプRに、スピーカーのみを交換してみたところをご紹介しました。
しかし当然ながら、ヘッドユニットを交換できる車種であれば、より豊かな音響空間を楽しむことができます。
そこで、カロッツェリアのデモカーでもある三菱「デリカD:5」でサウンドをチェックしてみました。
こちらはシビックタイプRに装着したのと同じTS-C1740Sに加え、ヘッドユニットには最新のサイバーナビを装着しています。
デリカD:5には車種専用の「トゥイーター取付キット」も用意されるので、美しくインストールできるのも魅力です。
またデリカD:5の車室内の音響特性に合わせた、専用設計ならではのスムーズな高域再生による最適な音場を実現しています。
さらにパワードサブウーファーの「TS-WX140DA」や、ドアトリム内に施工する制振シート&制振パッド、遮音パッキン、3層構造の吸音、制振マルチファンクションマットがセットになった「サウンドチューニングキット」も装着しているため、さらにワンランク上のサウンドを楽しめるパッケージとなっています。
実際に試聴してみると、原音を再生する能力の違いを明確に感じました。まさに、ボーカルが目の前にいるような臨場感で、純正ディスプレイオーディオよりもさらなる高音質で楽しむことができました。
またサイバーナビはイコライザーやタイムアライメントなど、音響の調整範囲が広いのも特長のひとつですが、このデリカD:5には専用チューニングデータが入っており、なんとこのデータをカロッツェリアの公式サイトでダウンロードできるというので、デリカD:5ユーザーはぜひチェックしていただきたいです。
このように、ヘッドユニットの交換が可能な車種においては、TS-C1740Sの性能をより発揮させる最新のサイバーナビとの組み合わせがおすすめだと言えます。
エイジング後は解像度が向上! スピーカー交換で運転がもっと楽しくなる
さて、愛車のシビックタイプRに装着したTS-C1740Sですが、累計20時間ほど聞き込んでエイジングが一段落すると、交換当初はややトゲのある感もあった高音域がうまく角の取れた絶妙にまろやかなものとなり、全体の音の解像度が大きく向上した印象を受けました。
実は筆者(小鮒康一)は、シビックタイプRとは別にTS-C1740Sの前身モデルであるTS-C1730SIIを装着した車両も保有しており、交互に乗る機会があったのですが、TS-1740Sは単にCシリーズの新型という枠を超えた解像度の高さで、画質に例えていうならHD画質が4K画質になったような感覚です。
普段見るのであればHDでも十分ですが、一度4Kの繊細かつ高解像度を知ってしまうともうHDには戻れない…というのと同じで、聞き比べたことでTS-C1730SIIを装着している車両もTS-C1740Sに交換したいと思ってしまいました。
実は前身モデルを装着している車両はヘッドユニットも(カロッツェリア製ディスプレイディオ「DMH-SF700」に)交換済みなのですが、それをも上回るサウンドを純正ディスプレイオーディオで聞かせてくれるTS-C1740Sの実力は相当なものと言えます。
ヘッドユニットが交換できるクルマに乗っている人も、交換できないクルマに乗っている人も、音質向上の第一歩としてスピーカー交換から始めるのは、大いにアリと言えそうです。
[Text:小鮒康一 Photo:安田剛]
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。