貴種流転譚というのは栄光と挫折の天才の物語であるわけだが、最初から一種の異世界転生の風もある。そういう意味で転生を必要としないまま、吸血鬼に堕ちる、というのはかなり正統派のロマンス。きちんと世界を追いやすいし、動機もわかりやすい。大変よろしいと思います。
硬派な異世界ファンタジーっていいですよね。しかもバンパイアものです。これで心躍っちゃったそこのアナタ‼是非ぜひ読んでみてね~♪