Facebookページのリーチが激減したとニュースになっています。
Facebookページリーチ激減り、ただ乗り終了のお知らせ : ギズモード・ジャパン
私もブログのFacebookページを作っていますので、Facebookページの使い方について整理してみます。
Facebookページとは
Facebookページとは、ひとりひとつしか持てない個人ページとは別に、ひとりでいくつでも持てるFacebook上のサイトです。会社名や商品名、サービスの名前などで登録可能です。
Facebookにログインしていなくても見ることができ、Googleなどの検索エンジンの検索対象ともなります。
以前はファンページという名前でした。
見かけは、個人ページとよく似ています。違いは、Facebookページ自体に「いいね!」ボタンがあるところです。
「いいね!」を押してくれた人には、Facebookページへの投稿がニュースフィードに表示されます。
また、FacebookページそのものやFacebookページへの投稿を、Facebookの広告を使って宣伝することができます。
Facebookページの使い方
会社名や商品名でFacebookページを作成し、Facebookページに「いいね!」を押してもらうことにより、投稿を拡散させることができます。
Facebookアプリを使うことにより、Facebookページの「いいね!」を増やす手法があります。
占いや検定など、多くの人が興味を持つアプリでつって、アプリを実行する前に「いいね!」を押してもらうという方法です。
しかし、Facebookページとは無関係のアプリで「いいね!」を押してもらう手法は、違和感を持たれます。さらに、Facebookアプリの中には、個人情報を盗み出し、ウィルスのように感染するものも登場し、この手法は嫌われるようになりました。
「いいね!」を金で買って増やすこともできますが、日本語を読めない外国人の「いいね!」を増やしたところで、投稿を拡散させる意味はありません。
結局、ほんとうに良いと思って「いいね!」を押してくれた人以外に、投稿を拡散させても効果はないことになります。
無料リーチ激減への対策
ニュースの内容は、この「いいね!」を押してくれた人のニュースフィードに、投稿の表示される割合が激減したということです。
ほかの拡散手段としては、自分でシェアするという方法があります。これは、エッジランクにより拡散する度合いが異なります。(エッジランクについては、『Facebookの投稿をたくさんの人に読んでもらう方法』をご覧ください)
もう一つの方法が広告です。広告料を払うことにより、ターゲットを絞って投稿を拡散させることができます。日本語の投稿を拡散させたいときには、日本語を読める人を対象としなければ意味がありません。
まとめ
以前、Facebookページは、自分の会社や商品を無料で宣伝できる良いツールでした。今回のニュースは、無料で宣伝できる割合を激減させたというものです。
Facebook社としては、広告料を払って宣伝させようという魂胆です。もともとFacebook社が構築したプラットフォームですから、誰も文句は言えません。
しかし、中にはかなりのお金を使ってFacebookアプリを開発し、「いいね!」を集めた人もいます。お金で「いいね!」を買った人もいます。
そういう人たちにとっては、せっかく集めた「いいね!」の価値が激減してしまう出来事です。
GoogleのSEO対策なども同じですが、他人のプラットフォームを利用して何かをやろうとするときには、そのプラットフォーム自体が大きく変わってしまったり、なくなってしまったりすることを考えておかなければいけません。