ルノー、排ガス基準順守へ1.5万台超をリコール=仏エネルギー相

ルノー、排ガス基準順守へ1.5万台超をリコール=仏エネルギー相
 1月19日、フランスのロワイヤル・エネルギー相は、仏自動車メーカー、ルノーが1万5000台超をリコールすると明らかにした。写真はパリで18日撮影(2016年 ロイター/Christian Hartmann)
[パリ 19日 ロイター] - フランスのロワイヤル・エネルギー相は19日、仏自動車メーカー、ルノーが1万5000台超をリコール(回収・無償修理)すると明らかにした。排ガス基準に見合うよう、エンジンを調整するためとしている。
ルノーは、仏当局による立ち入り調査で、一部モデルの排出量が上限を超えていたことが明らかになった。
同相は「ルノーは1万5000台超のリコールを実施することを約束した。気温が非常に高い時や17度以下でも、ろ過装置が稼働するよう対象車を点検し、正確な調整を行う」と語った。
また、外の気温に関係なく、試験は実際の運転条件に基づいて行う必要があると指摘した。
同相は排ガス量が基準を上回ったのはルノーだけではないと強調したが、他社の名称には言及しなかった。
他社の幹部らも、政府が設置した委員会に出向いて説明を行うことに合意したという。

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