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日本石鹸洗剤工業会(JSDA)
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2006年3月15日更新
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参照カテゴリ> #03.基礎 #06.CLEAN AGE 205号 

*仕上げ剤メモシート

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仕上げ剤メモシート(1)
◇洗剤の機能を補う仕上げ剤

より白く、よりやわらかく、よりピシッと…

仕上げ剤がなぜ必要に?

 衣類を繰り返し使っていると、シミができたり黄ばんできたり、また、だんだんとゴワゴワしてきたり、型くずれしてハリがなくなってきたりします。これは新品の衣類に施されている加工剤が、洗濯によって脱落したり、繊維自身が洗濯や着用で擦れたり、もまれたりして機械的な力を受け、表面がささくれたり傷んできたりするからです。この現象には、洗剤ではどうにも手に負えません。そこで、仕上げ剤の出番がやってくるというわけです。
 仕上げ剤というジャンルの商品が登場し始めたのは、1960年代の初め頃からとされています。歴史はそう古くはないのですが、これも消費者ニーズの多様化が産み出したものといえそうです。

仕上げ剤とはどんなもの?
洗剤の機能を補う仕上げ剤

 一般に「仕上げ剤」という場合には、そういった単独の商品があるというわけではなく、いくつかの商品の総称でいうことが多いようです。
 そのなかでも中心的なものに、まず柔軟剤があります。これは衣類をソフトに保つもので、痛んだ繊維もより柔らかくすることができます。また、静電気を防ぐ効果もあり、乾燥期の冬場は静電気防止剤としても使われています。
 それから漂白剤もあります。これは、しみや汚れの色素を、化学反応によって分解して、元の色に回復する方法で、「塩素系」「酸素系」「還元系」の漂白剤があります。
 糊剤は、衣類に適度のハリ・コシを持たせ、型崩れを防ぎます。「ふのり」は、昔はどの家庭でもやっていた、和服をほどいての洗い張りにも使っていた糊剤です。

仕上げ剤はどのように使う?

 では、これらは洗濯という作業のなかで、どの段階で、どのように使用されるものでしょうか。それがわかると、全体のイメージがよくわかると思われますので、図のようにまとめてみました。
 これらは、それぞれ別々の用途・目的を持つものですから、厳密には個別にとらえておかなければなりませんが、今回は、仕上げ剤の総論として整理してみました。 

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