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工業会の動き
INFORMATION
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2004年3月(197)号
■工業会の動き
●米国SDA総会で国別に課題や現状を報告
年々国際的な動きも盛んになっている米国石鹸洗剤工業会(SDA)の年次総会が、今年も1月末にフロリダで開催されました。
インターナショナル・セッションでは、ヨーロッパ、カナダ、日本から、各地域別・国別に化学物質の管理に関する課題や現状を中心に、報告が行なわれました。日本からは、化学物質を管理する法律(化審法)の改正点、洗剤を不要とする製品類の動向と対応、洗剤の価値認識と理解促進への啓発活動などについて説明しました。
●消費税総額表示について財務省に要望
消費者が支払う消費税額を含めた総額表示の実施等を定めた改正消費税については、その実施を目前にして、メーカーへの値引き圧力や端数処理の経過措置規定などをめぐって、混乱も予想されています。消費財業界のひとつである当工業会としても、財務省に対して、消費者および小売り店の理解の促進と啓発を要望しました。
■INFORMATION
●4月1日から消費税が総額表示になります
これまで外税か内税かが店や商品によってまちまちだった消費税は、4月1日から総額表示が義務づけられることになります。レジで請求されるまで最終的にいくら払うのかがわからない、といったことをなくするためということです。本体価格や税額を総額に併記するかどうかは販売者の判断ですが、「980円(税別)」「980円+税」といった表示はできなくなります。
●洗剤の用途外使用にご注意ください
最近、SARSコロナウィルスやインフルエンザに関する報道や情報のなかで、洗剤を本来の用途以外に使用することを推奨されることが、たびたびあります。
日本石鹸洗剤工業会としては、一般の方々が平常時に本来の使用目的以外の用途に洗剤を使用されることは、思わぬトラブルを招くおそれがあり、お奨めしておりません。ご注意ください。
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