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日本石鹸洗剤工業会(JSDA)
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2022年9月21日更新
01.*暮らしのクリーンノート 〜よごれを知って きれいな暮らしを〜 *目次へ 
参照カテゴリ> #03.洗濯 #03. CLEAN AGE 271号 

*暮らしのクリーンノート


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暮らしのクリーンノート〜よごれを知って、きれいな暮らしを〜

 

㉙むだなく心地よく
 これからの家事スタイル
<2>服を大切に手入れして、
 長持ちさせよう


cutより効率的・効果的に家事を行なって、ゆとりや心地よさも大切にできる方法を紹介するシリーズです。2回目は、ふだんの洗たくで服を長持ちさせるコツを紹介します。


★服を大切に長く着ると、環境負荷の軽減に

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 ファッション産業が国内に供給する衣服の数は、1990年に年間約20億点あり、2011年には40億点を超えました。2019年時点で約35億点に減ったものの、1990年からは1.5倍以上に増えています。
 大量供給が続けば、1つの服を着る期間が短くなり、捨てられる量や環境への負荷も多くなります。そこで、服づくりの環境や社会への配慮を高める「サステナブルファッション※1」の取り組みが注目されています。衣服の年間廃棄量は日本全体で約50.8万トンありますが、一人ひとりが現在の服を1年長く着ることで、廃棄量を4万トン以上減らすことができるそうです。
 近年は、機能的な化学繊維などが新たに開発され、家で洗える衣服のバリエーションも広がっています。そのため洗剤の配合も、化学繊維につきやすい皮脂汚れを効果的に落としたり、生地のデリケートな風合いを保ったりできるように工夫されています。服を大切に手入れして、長持ちさせましょう。

※1.環境省ホームページより。
https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/
 衣服の生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて将来にわたり持続可能であることを目指し、生態系を含む地球環境や関わる人・社会に配慮した取り組みのこと


POINT:洗濯表示やタグに書かれた方法で衣服の手入れをして、長持ちさせましょう。
POINT:マーク以外の注意書きも大事だよ!

★衣服を長持ちさせる洗い方のポイント

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◆繊維に汚れが残ると、シミや黄ばみの原因に?

 季節が変わり、服を収納ケースから久しぶりに出してみると、シミや黄ばみが目立つことがあります。シミや黄ばみは、繊維に残った皮脂の汚れや皮膚からはがれたタンパク汚れが酸化すると現れます。
  一度着ただけの衣類にも汚れはつき、時間とともに落ちにくくなるので、衣替えのタイミングを待たずに早めに洗たくに出し、汚れを落としてから収納しましょう。

汚れが残りにくい、おすすめの洗い方

◆できてしまったシミの色素は漂白剤で分解

 漂白剤は、繊維のシミの色素などを分解し、除菌・消臭効果もあります。
 液体の酸素系漂白剤は色柄物や毛(ウール)や絹にも使えます(粉末タイプは毛や絹に使えない)。漂白力が強い塩素系漂白剤は、白物衣料にしか使えません。

◆シワをおさえて次シーズンも活躍する服に

 たくさんシワがついた服は、古びて見えたり、アイロンがけがおっくうになったりして、着なくなってしまうことがあります。もったいないので、洗たくのついでにシワも抑えることができるコツを取り入れてみてください。

シワがつきにくくなる、おすすめのテクニック
衣服を上手に洗って、次のシーズンも着られるように準備しましょう。

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