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グーグル、コミックのふきだしを自動拡大する機能「Bubble Zoom」発表--機械学習を活用

Richard Nieva (CNET News) 翻訳校正: 編集部2016年07月22日 09時29分

 Googleは米国時間7月21日、サンディエゴで開催されたComic-Conで、「Google Play Books」の新機能「Bubble Zoom」を披露した。スマートフォンやタブレットの音量調節ボタンを押すと、ふきだしが自動的に拡大される機能だ。

 この大規模なファン向けコンベンションには、13万人を超える参加者が集まった。


提供:Google

 Googleによると、この新機能に「機械学習」の技術を利用しているという。Bubble Zoomは、ページ上のふきだしやパネルを自動的に認識することで、その表示を変えることができる。

 Google Play Booksを担当するソフトウェアエンジニアのBrady Duga氏はBubble Zoomを紹介するビデオの中で、「われわれは形やオブジェクト、画像を検出することが可能で、その能力は非常に優れている」と述べた。「基本的には、視覚的要素が詰まった場面の中から重要な情報を抽出している」(Duga氏)

 Googleは現在、「Android」搭載端末上のGoogle Play Booksアプリで「Bubble Zoom」をプレビュー公開している。現時点では英語に対応し、MarvelとDCのコミックでのみ利用可能だ。

 Googleは、Google Play StoreでMarvelとDCの一部のコミックを7月24日まで50%オフ(プロモーションコード「SDCC2016」)で販売すると述べた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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