UPDATE Googleは、自社の電子メールサービス「Inbox by Gmail」を一般公開した。これまでは、Googleからの招待を希望するユーザーに限定して提供されていた。
Inboxは、「Gmail」アカウントを使って、大きく異なる操作で電子メールを扱うソフトウェアだ。Inboxは、電子メールを時系列で表示する代わりに、メッセージを自動的にフォルダに分類し、新しいアイテムを受信したフォルダは受信箱のトップに表示される。また、ToDoリストの項目のように電子メールを扱えるようになっている。処理を終えたメールは消去し、後で処理したいメールはリマインダで表示できる。
製品管理担当ディレクターを務めるAlex Gawley氏は米国時間5月28日、「Google I/O」開催中に、「本日からInboxは誰でも使えるようになった。招待は不要だ」とブログ記事の中で述べた。
InboxはGmailとは別物だが、従来のインターフェースも同時に使用できる。Inboxは「iOS」「Android」向けアプリとして、またウェブ上のサービスとしても提供されている。
Inboxでは、メッセージが「Finance」「Social」「Promos」「Updates」などのカテゴリに分類される。また、例えば家族からのメッセージをまとめておくなど、ユーザー専用のカテゴリを作成することもできる。電子メールはスマートフォン画面の右方向にスワイプするとアーカイブされ、表示から消える。左方向にスワイプすると「スヌーズ」され、設定時刻になると受信箱に戻される。
これまで、Inboxで電子メールを削除するには2回タップする必要があった。28日のアップデートで、新たにメッセージをスワイプして削除する設定がオプションに加わった。ただし、削除ボタンはない。
その他の変更点は次の通りだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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