米Yahooは、PayPalの共同創設者であるMax Levchin氏を取締役会に迎えた。同社にとって大きな戦力となるはずだ。
KaggleとYelpの取締役会長を務め、EvernoteのディレクターでもあるLevchin氏は、シリコンバレーのオールスター級選手と言える。eBayに買収されるまではPayPalの最高技術責任者(CTO)を務め、その後、ソーシャルメディア企業のSlideを創設した。そのSlideを2010年にGoogleに売却し、現在はビッグデータを専門とする企業HVFを率いている。
Levchin氏の任命と同時に、The Weather Channelの最高経営責任者(CEO)であるDavid Kenny氏とソフトウェア企業IntuitのCEOであるBrad Smith氏の2人が取締役会を去り、Yahooの取締役は11人になった。
Levchin氏の登場は、動向が注視されているCEOのMarissa Mayer氏がYahooをどういう会社に育て上げたいと思っているかを知る良い機会だ。Levchin氏は、Mayer氏が以前勤めていたGoogleを2011年に去っている。
Mayer氏は声明で次のように述べている。「Levchin氏は、私がこの業界に身を置いて以来、すばらしい製品をかぎ分ける驚くべきセンスとユーザー体験への熱心な取り組みに対して感服の念を抱いてきた人物だ。世界の毎日の習慣を変えようと取り組む中で、製品及び技術に関するLevchin氏の高度な専門知識は、Yahooのすばらしい資産になると確信している」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス