地域の店舗などについてのレビューを掲載する大手サイトYelpが、新規株式公開(IPO)を申請した。最大1億ドルの資金調達を目指しており、計画通りに進めば、GoogleやYahooからの買収提案を断って正解だった、とYelpは胸を張ることができそうだ。
Yelpは、目標とする株価や、時価総額の評価予想を明らかにしていないが、IPOの申請ではそれが普通だ。FortuneのDan Primack氏の指摘では、Yelpの期待する評価額は10〜20億ドルと報じられているという。
サンフランシスコを拠点とするYelpは2004年7月に設立され、これまでに5600万ドルの資金を調達してきた。Yelpによると、米国時間9月30日の時点でユニークビジター数は月約6100万人、レビュー数は2200万件を超えているという。
2010年に、YelpはGoogleとYahooから、それぞれ5億ドル規模での買収提案を受けたと報じられた。しかしYelpは提案を断り、その後Elevation Partnersから2500万ドルの資金を獲得した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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